世界一夕日が美しい街・クロアチア「ザダル」のマジックアワー
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世界一夕日が美しい街・ザダルのサンセットショー
ということで、説明はここまでに、世界一美しい夕日が見れる街、ザダルのトワイライトタイムの時間をレポートします!
夕焼け時刻になると、少しずつ集まってくる人たち
夕焼けが始まる夜8時頃(私が訪れた7月のザダルの日が沈む時刻は夜8時半前後)、シーオルガンには多くの人が集まってくる。
海に入って昼間の日差しで照った体をクールダウンする人、ビール片手におしゃべりを楽しむ人、ただただじっくり眺める人、シーオルガンの音に耳を傾ける子どもたち。
人が集まるにつれて、ザダルの海岸一帯が熱気を帯びてくる。
1日20分だけのサンセット・ショー
そして眩しかった太陽が少しずつ濃いオレンジ色に変わり始めると、その美しい夕焼けを写真に収めようと多くの人が一斉にカメラのシャッターを切る。
数分間しか見ることのできない自然のショータイムを、何とか記憶に残そうと奮闘するも、夕日をカメラで撮影するのは本当に難しい。
太陽が沈んだ後は、光のショータイムが始まる
さて、世界一の夕日を堪能した後に多くの人が立ち寄るのがもう一つのザダルの観光メインスポット「太陽のあいさつ」。
ここは大きなソーラーパネルが地面に設置されている場所で、日が暮れるとあるものが現れる。
夜の街を賑やかにてらす「太陽へのあいさつ」
そう、あるものの正体はカラーライト。昼間集まった太陽のパワーが、夜になるとカラフルな光へと姿を変えて現れる。何だかちょっと屋外クラブ的な雰囲気。
光を追いかけて遊ぶ子どもたち、一生懸命写真を撮ろうとする観光客たち。ただただ光のダンスを見つめる人たち。
シーオルガンで太陽が沈むのを眺めたのと同じように、それぞれのスタイルで光のショータイムを楽しんでいる。
【おまけ】ザダルの夕日を有名にしたのはある映画監督
最後にちょっとだけザダルの夕日にまつわるトリビアを。
ザダルが「世界一夕日が美しい街」として有名になったきっかけは、サスペンス映画の神様と呼ばれる「アルフレッド・ヒッチコック」という有名な映画監督のひと言だそう(私は彼が誰か知らないのだけど……)。
ザダルで休暇を過ごしていたアルフレッド・ヒッチコックがそのあまりに美しい夕日の景色の感動し「ザダルの夕日は世界一美しい」と言い伝えたことで、ザダルの夕日が世界的に有名になったとのこと。
映画史に残る超有名監督をも魅了したのが、ザダルの夕日なのでございます。
ザダルで見る世界一の夕日は、忘れがたい体験に
シーオルガンが奏でる音楽を聴きながら、ゆっくりと沈んでいく夕日をただただじっと眺める時間。何もしないけど、心が温かいものでジワジワと満たされていく。そんな時間。
一人でも、大切な人とでも、その日初めて会った人同士でも。特別な場所で、強く、優しく、美しいオレンジ色の夕陽に包まれるその体験は、きっと忘れがたく最高の経験に。
そう、太陽の力は、偉大なり!
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