クロアチア・コルチュラ島旧市街の観光スポット8選+α情報付き
クロアチアの主要観光都市スプリットからフェリーで約3時間15分、ドブロブニクからは約2時間の場所に位置するコルチュラ島。
『東方見聞録』を世界に広めたマルコ・ポーロの出身地として有名な他に、オリーブオイルやワイン(特に白ワイン)の生産も盛んな島。また小さな旧市街地ながら歴史的建造物も多く、見どころ満載!
今回は、そんなコルチュラ島の主要観光スポットと+αな見どころについて紹介します。
この記事/ページの目次
島のメインスポットはコルチュラ旧市街
コルチュラ旧市街は、コルチュラ島の東岸を防御するために建てられた城壁都市。全長200メートルにも満たず、ゆっくり歩いても1周20分もかからないほどコンパクトな旧市街。
それでも、あちこち見て回ると1日〜2日はあっという間! 旧市街全体がゆったりとした雰囲気に包まれているので、観光する側もじっくりと、歴史のロマンを感じながら過ごすことができる魅力的な街です。
ということで、そんな旧市街の定番観光スポットがこちら。
1:旧市街地入り口の門(南門・陸の門)
まずは何と言っても旧市街地入り口の門。こちらはじっくり観光するスポットというよりかは、コルチュラ島定番の写真スポットという感じ。多くの観光客が階段に立ってはいポーズ!と撮影している。
この門が建てられたのは13世紀で、下に続く階段はその約600年後の19世紀になって後付けされたもの。そのデザインの様式も異なるので、じっくり見比べてみるのも楽しい:)
ちなみに階段の下の大きく開けているスペースがトミスラフ広場。
2:聖マルコ大聖堂
旧市街地の中心地である聖マルコ広場にあり、聖マルコ大聖堂の鐘楼とセットでコルチュラ島のシンボルとなっているのが聖マルコ大聖堂。ロマネスクゴシックスタイルで、どちらかというとロマネスクよりのシンプルな設計。
教会の中の装飾にも目立った派手さはないけど、教会の中は写真撮影禁止で行った人にしか見ることができない建物。せっかくなので、入ってみるのがおすすめ。
■入場料:10kn(約180円)
注目すべきは、入り口のアダムとイブの彫刻!
この聖マルコ大聖堂で有名なのは入り口の装飾にあるアダムとイブの彫刻。注目すべきは、お股おっぴろげーなそのポージング。なんでこんなポーズなんだろう……。でもこんな姿勢なのは珍しいらしく、コルチュラ旧市街のちょっとした観光スポットになっている。
訪れた際には記念に写真撮影を^^
3:聖マルコ大聖堂の鐘楼
コルチュラ旧市街のランドマークともいえる聖マルコ大聖堂の鐘楼。聖マルコ大聖堂のすぐ隣に入り口がある。階段はかなり狭く、鐘楼の頂上もかなり小ぢんまり。
それでも、旧市街を360度見渡せる景色は一見の価値あり!
特に晴れた日には、アドリア海の表面が太陽の光を反射してキラキラ光ってとってもきれいな景色が眼下に広がる。突き抜ける青空とのコントラストもぜひ楽しんで。
■入場料:25kn(約450円)
>>>聖マルコ大聖堂鐘楼の詳細もCheck♪「コルチュラ旧市街のランドマーク、聖マルコ大聖堂の鐘楼に登ろう!」
4:マルコ・ポーロ博物館
今回の滞在で何気に一番面白く、興味深かったのがこのマルコ・ポーロ博物館。博物館といったら色んなものが展示されているようなイメージだけど、ここはちょっと別物。
マルコ・ポーロが旅を始めてから生涯を終えるまでの様々なストーリーのうち、重要な転換期となった6つのシーンが人形を用いて再現されて、その当時のマルコ・ポーロに起こった出来事、体験したことなどを解説したオーディオガイドを聞きながら館内を回っていく。
期待していた異常に素敵に構成されていたマルコ・ポーロ博物館
そしてそのオーディオ解説が臨場感たっぷり! マルコ・ポーロが体験した当時のシーンを再現した展示物も意外と凝っていて、彼の人生を疑似体験しているような冒険気分に浸れる。
残念ながら日本語のオーディオガイドはなかったのですが、英語やイタリア語、スペイン語やフランス語などヨーロッパ各国の主要言語から選択が可能。館内撮影禁止なので、中の様子を紹介することができずに残念!
ここは本当に楽しかった:)
■入場料:60kn(約1,070円)
5:マルコ・ポーロの生家
あんなにマルコ・ポーロの博物館を楽しんだにも関わらず、なぜか、本当になぜか、全く惹かれずに私が立ち寄ることはなかったマルコ・ポーロの生家。でも多分、こここそがコルチュラ旧市街・コルチュラ島のメインの観光スポットの1つ。
マルコ・ポーロが生まれ育ったと言われている家で、家の中にはマルコ・ポーロに関する展示品が展示されているそう。
私がなぜかこの家に興味を持てなかったのは、マルコ・ポーロがイタリアのヴェニス出身で彼はヴェニスで育ったという説もあることが大きな理由。
マルコ・ポーロの出身地とされているのはコルチュラとヴェニスの2つある
コルチュラ島はかつてヴェネツィア共和国の支配下にあり、マルコ・ポーロがいた時代はヴェネツィア共和国として存在していたことから、彼はヴェニス出身と言われている。
でも結局、彼がコルチュラで生まれたのかヴェニスで生まれたのかは現在でも不明。
ちなみにイタリアにもマルコ・ポーロの生家と呼ばれている場所があるので、「この家は作り物なのかも…」と思うと、ちょっと楽しめなさそうな自分が……。ということで今回は、外観だけ見て想像の範囲で楽しむことにしました。
でももちろん、そんな私の勝手な解釈なんてどうでもいいので、マルコ・ポーロに興味のある人はぜひお立ち寄りを。きっと楽しめるはず!
■入場料:20kn(約360円)
6:マルコ・ポーロのお土産ショップ
コルチュラ旧市街の中にいくつかあるマルコ・ポーロのお土産ショップ。これもお店に入って見学するだけでも面白い!
マルコ・ポーロが旅に用いたとされるグッズが販売されていて、それらのアイテムを見るだけでロマンを感じてドキドキしてしまう。
航海グッズの他に、塩やオイルなどの調味料もあり。お店に入ってこれらのアイテムを見てみるだけでも発見が多くて楽しめる。自分用のお土産購入にもおすすめ。
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