クロアチア・ドブロブニクのおすすめ観光スポット11選・アドリア海の真珠と呼ばれる世界遺産の街を歩こう
クロアチアの南部に位置し、1979年に旧市街全体が世界遺産として指定された城塞都市ドブロブニク。別名「アドリア海の真珠」という名にふさわしく、まさに宝石のように輝く美しい街で、日本では「魔女の宅急便の街並み」のモデルになった街としても有名。
また夏のシーズン中は、連日連夜観光客で大賑わいとなる今回はヨーロッパ随一の観光地! 今回はそんなドブロブニクの、観光時におすすめの立ち寄りスポットについて紹介します。
この記事/ページの目次
観光1.まずは何と言っても「旧市街のピレ門」
ドブロブニク観光を始めるのに最適の場所が、旧市街の西側に位置し、旧市街へのメインエントランスともなっている「ピレ門」。
旧市街に通じる門はこのピレ門の他に東側に位置する「プロチェ門」が主な出入り口とされているのだけど、最も賑わっていてポピュラーなのがこのピレ門。
ドブロブニク観光は、このピレ門からスタートするのが王道かつおすすめ!
【Tips1】旧市街につながる橋は、かつて木造の跳ね橋だった
現在は石造りとなっている、旧市街と外の世界をつなぐピレ門前にかかる橋。この橋、かつては木造の跳ね橋(可動式の橋)だったそうで、昔は日没時になると橋を外して旧市街と外の世界を完全にシャットアウトしていたとのこと。
そんな風に厳重に警備されていた当時の様子をイメージしながら渡ってみると、ちょっと胸熱。
【Tips2】ピレ門の上にある像は、ドブロブニクの守護聖人ヴラホ
そしてピレ門を渡る際に注目して欲しいのが、門の上に置かれた銅像。これはドブロブニクの守護聖人(街を守る人として崇められているキリスト教の偉人)である聖ヴラホ。
その昔ドブロブニクを危機から救ったヴラホさん
この聖ヴラホは、972年にドブロブニクをヴェネツィア共和国の襲撃から守ったとされている人。聖ヴラホがいなかったら、ドブロブニクはヴェネツィアに攻め落とされ、違う歴史を辿っていたかもしれない……。
ということで、聖ヴラホはドブロブニクの人たちにとってとても大切な存在。今でも毎年2月には、聖ヴラホに祈りを捧げる「聖ヴラホ祭り」が開催されているほど。
観光中にドブロブニクの守護聖人・聖ヴラホ探しも楽しんで
司教帽をかぶり、杖を持った姿が特徴的な聖ヴラホ。ドブロブニクのあちこちで目にすることができるので、観光散策中に聖ヴラホ探しをするもまた一つのお楽しみに。
観光2.市民を潤してきた「オノフリオの大噴水」
ピレ門をくぐるとすぐ目に入ってくるのが「オノフリオの大噴水」。噴水という言葉からイメージするような水が吹き上がるものではないものの、ここの水は紛れもなく地下から湧き上がってきている水。源泉は、12kmほど離れたスルジ山にある。
このオノフリオの大噴水が建てられたのは1438年。自然の川がないドブロブニクは、それまで水不足に悩まされることが多かったそうだけど、この噴水が建てられたことで問題は解消。今でも尚、街に住む市民や観光客、街を歩く鳩や猫にも潤いを与え続けている。
【Tips】オノフリオの大噴水で飲料水の確保をしておこう
ペットボトルや水筒を持っているならば、このオノフリオの大噴水で飲料水をチャージをしておくのがおすすめ。というのも、ドブロブニク旧市街での買い物は全てが高価格。
ペットボトルの水も旧市街の外と比べて3倍の値段が付いている、なんてこともザラなので、観光散策を始める前にここで水も補給しておくと悲しい出費の防止につながる。
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