【クロアチア】ザグレブ観光でしたいこと10選・ユニーク体験のオンパレード!
クロアチアの北側に位置する、首都ザグレブ。クロアチアの政治や経済の中心地であることはもちろん、観光地としても人気の高いエリア。そしてザグレブ観光の最大の魅力は、その「ユニークな体験」。
ということで今回は、そんなクロアチアの首都ザグレブに行ったら抑えておきたい主要観光スポットを紹介します。
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【観光前の豆知識】ザグレブといえばイェラチェッチ広場
ザグレブの観光の起点となるのが、イェラチェッチ広場。大きな長方形の広場になっていて、中央にはクロアチアの国民的英雄「イェラチェッチ」の銅像が。
東京の待ち合わせ場所として「ハチ公前」があまりに有名なように、このイェラチェッチ広場もザグレブの定番の待ち合わせ場所に利用される場所で、東京のハチ公前的存在。
観光の拠点にもなる場所なので、ザグレブに来たらまずはイェラチェッチ広場の場所を押さえておくと何かと便利。
ちなみにイェラチェッチってこんな人
ヨーロッパ全体に影響を与えた1848年革命が起こった時にクロアチアで活躍した軍人。当時クロアチアを支配していたハンガリー王国に反乱を起こす計画が立てられた際、このイェラチェッチが反乱軍の指導者に任命された。
イェラチェッチ率いる反乱軍は一時ハンガリー王国の鎮圧に成功するも、二度目の戦いではハンガリー革命軍に敗れている。それでも当時の功績が讃えられ、イェラチェッチはその後クロアチアの「バン(監督)」に任命された。
バン(監督)としてクロアチアを支えた期間、イェラチェッチは国会(サボル)で奴隷制の廃止も実現。1859年、ザグレブで亡くなる。
……という、クロアチアの発展を語るのに欠かせないヒーローが、このイェラチェッチ! ザグレブに訪れた際には、そんな彼の活躍を思い浮かべながら、堂々と馬にまたがるイェラチェッチ像を眺めてみてください。
ということでお待たせしました。ここから、ザグレブの主要観光スポットを紹介します。
ザグレブ観光1:青空マーケット・ドラツ市場できょろきょろする
イェラチェッチ広場のすぐ北側にあるのが、赤いパラソルが眩しいクロアチア名物のドラツ市場という名前の青空マーケット。ザグレブの青空マーケットは他の地域に比べて規模が大きく、ザグレブ観光では欠かせない立ち寄りスポットの1つ。
果物、ドライフルーツ、野菜、チーズ、雑貨、洋服、花に加え、青空マーケットの地下に行けばお肉、パン、スナック、ナッツ類まで! 色んなものがズラリと並んでいて、マーケット内を歩いて見て回るだけでも楽しい。
地元の人も多く利用する場所で、毎日活気で溢れている。
ドラツ市場では、旬のフルーツを丸かじり!
ドラツ市場に並ぶ野菜や果物は、どれも旬なものばかり。なのでここではぜひ旬のフルーツを購入し、ガブリと丸かじりしてほしい!
ドラツ市場でつけられている値段は基本キロ単位なので、桃1つ、ブドウ1房などで購入すれば数十円単位でとびきりのフルーツを味わうことができる。
夏のおすすめは、平たい桃
ヨーロッパではネクタリンという実が黄色い桃もよく見かけるのだけど、私のおすすめは平たい桃。日本で食べる桃と同じ味で、水分たっぷりジューシー。甘みも十分すぎるほど。
水で洗って、りんごのように皮ごとガブリ! 口からこぼれるほどの水分量なので、暑い夏のザグレブで水分補給にもぴったり。マーケットではすぐに食べられる状態の少し柔らかくなっているものを選んで購入を。
ザグレブ観光2:世界一短いケーブルカーを経験する
イェラチェッチ広場の目の前にあるザグレブのショッピングストリート「ライカ」を西方向に向かって歩き、10分ほどしたら目に入ってくるのがザグレブ名物・世界一短いケーブルカー。
走行距離は66メートル、所要時間約30秒
このケーブルカー、実際の交通機関として利用するというよりも、「世界一短いケーブルカーに乗る」という記念乗車をしている観光客が多い感じがする。
ちなみにケーブルカーで上った先にザグレブの観光スポットがまとまっているので、交通機関としても何気に便利です。
■乗車料金:片道4kn(約72円)
■運行時間:6:30~21:50
※ケーブルカーは10分置きに運行。
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