観光客であふれるスプリット旧市街・ディオクレティアヌスの宮殿の中心地

クロアチア・スプリットの必見観光スポット11選:3時間で充実の観光!

クロアチアの人気観光都市かつ世界遺産の街、スプリット。ローマ帝国の皇帝ディオクレティアヌス帝が隠居生活を行うために巨大な宮殿を建てたことから始まったこの街は、1,700年以上もの歴史と現代の空気が入り混じり、不思議なオーラで来た人を魅了し続けています。

今回はそんな魅力あふれる世界遺産の街・スプリットを「短時間で、でも充実感は満載で」回るおすすめのコースと、立ち寄っておきたい必見の観光スポットを紹介します。

【予備知識】スプリット旧市街は、1つの巨大な宮殿をリノベーションした街

まだ宮殿だったころのスプリット

スプリットの旧市街は、ローマ帝国の皇帝ディオクレティアヌス帝が隠居生活のために建てた巨大な宮殿「ディオクレティアヌス宮殿」をリノベーションすることで発展してきた街です。

皇帝の死後、数百年もの間放置されていたディオクレティアヌス宮殿

ローマ皇帝ディオクレティアヌス帝が実際にこの宮殿で過ごしたのは、西暦305年から311年の約6年間。彼の死後、ローマ帝国が衰えていったことも加担して、このディオクレティアヌス宮殿は数百年もの間放置状態に(というより、この宮殿をどう処理したら良いのか誰も分からなかったのかも?)。巨大な廃墟と化していました。

「この宮殿誰も使ってないから、使っても良いんじゃない?」

宮殿時代の敷地内の様子を再現したジオラマ

ディオクレティアヌス宮殿の廃墟状態は約300年もの間続き、7世紀初めにさしかかった頃、「誰も使ってないなら使っても良くない?」と思った一般市民たちがこぞって宮殿内に移り住むように。これが、スプリットという街が誕生した起源です。

この一般市民たちのほとんどが、スプリットから約6キロ程離れた場所にある「サロナ」という都市から来た人たち。「サロナ」は、ローマ帝国の皇帝属州「ダルマティア(クロアチアの海沿いエリア一帯)」の首都として発展していた大きな都市です。

ところが西暦639年頃、サロナの街は中央・東欧系の遊牧移民たちに襲撃され、都市全体が崩壊するほどの大ダメージを受けます。そんな他民族の侵略から命からがらスプリットまで逃げてきたサロナ住民たち。要塞のように頑丈な造りの宮殿内ならば安全だろうと、避難の意味も込めてディオクレティアヌス帝の元宮殿へと住み始めるようになりました。ここから、宮殿の大改修も始まります。

宮殿を住みやすいように改修した市民たち

現在のスプリット旧市街のジオラマ。1つの大きな宮殿から街へ進化しているのが分かります

こうして西暦700年頃から、自分たちの住みやすいように宮殿の改築を行ってきたサロナの市民たち。何百年という時間をかけて改修に改修を重ね、現在のスプリット旧市街が誕生しました。

なのでこのスプリット旧市街では、宮殿が建てられた当時の約1,700年前の名残も感じることができますし、様々な国に支配されてきた中世時代の影響も見ることができます。そしてそんな1,700年以上も昔の建物の中で、トレンドのアクセサリーや服飾販売、飲食店など、多くの現代的なテナントが軒を連ねています。

まさに、過去と現代が絶妙に融合している街がスプリットです。とにかくユニークで、ロマンチックな街です!

本題:スプリット旧市街の観光は数時間あれば十分満喫できる

そんな過去と現在の空気が入り混じる街・スプリットですが、宮殿エリアの中にある旧市街自体はとてもコンパクトです。上の地図は、今回紹介する必須立ち寄り観光スポットがある場所です。線で囲んでいる宮殿の外壁を歩いて1周するのに、かかる時間は約20〜30分ほど。

ちなみに宮殿の形は、南北約215メートル、東西約180メートルの長方形。宮殿の周りを一周する距離は約720メートルと、そう長くありません。

なので「時間がない」、「半日しか滞在できない」という場合でも、3時間程度もあればスプリットの必見スポットを巡ることは可能です。

ということで今回は、時間がない場合でも絶対に抑えておきたい必見の観光スポット11選を紹介します。11箇所もあるの?と思うかもしれませんが大丈夫。ローカルの人たちの合言葉でもある「スプリット旧市街はすべてがコンパクト」という通り、観光スポットすべては近距離。あっという間に見終わってしまいます。

ちなみに、これから紹介するスポットを1番から11番まで順番に回るのが一番効率が良いので、そちらも合わせて参考にしてみてくださいね(上の地図をクリックすると大きな画面で開くことができます)。

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