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モンテネグロ・コトルの必見観光スポット8選:宝石箱のような街並みと城塞からの絶景

観光4:聖ルカ広場の聖ルカ教会

聖ルカ教会外観

そのサイズ感が可愛らしい教会

聖トリンプ大聖堂が建てられた約30年後の1,195年に建てられたのがこの聖ルカ教会。広場に小ぢんまりと少し斜めに建っている姿が可愛らしい。

2つの異なる宗派が共存した、ユニークな背景を持つ教会

聖ルカ教会の内部の様子。現在は正教会式になっている

聖ルカ教会の内部の様子。現在は正教会式になっている

そしてこの聖ルカ教会、元々はローマ・カトリックの教会として建てられていたものの、1,657年に東方正教会の教会へと変更されたとのこと。

そして興味深いことに、東方正教会へと変わった後も19世紀まではローマ・カトリック教と正教会の2つの祭壇が教会内に置かれていたそう。

同じキリスト教とはいえ、2つの異なる宗派が1つの教会に共存していたという、ちょっとユニークな背景を持つのがこの聖ルカ教会。

教会内ではローマ・カトリック教の宗教画の名残も確認することができるので、その見学もお楽しみに。

観光5:近代的な聖ニコラス教会

聖ルカ教会のすぐ目と鼻の先にある正教会の聖ニコラス教会

聖ルカ教会のすぐ目と鼻の先にある正教会

聖ルカ広場の一角、聖ルカ教会のすぐ隣に立つのが、聖ルカ教会と同じく東方正教会の聖ニコラス教会。元々12世紀初めに建てられた教会だったけれど、19世紀に起こった火災で焼け落ちてしまった。

火災後の修復は1902年に始まり、今の姿へと完成したのが1,909年。

聖ニコラス教会の内部

豪華なイコンで飾られた聖ニコラス教会の祭壇

教会内部の祭壇にはゴージャスなイコン(正教会の宗教画)がズラリと飾られているものの、どことなくシンプルなデザイン。

私が見学した際には、赤ちゃんの洗礼式のようなセレモニーが行われていました。写真はその様子。

観光6:コトル旧市街に入る3つの門

コトル旧市街につながる門は、先に紹介した門を入れて全部で3つ。

1:正門(Sea gate)

かつて海につながっていたコトル旧次市街の正門(海の門)

かつて海につながっていたコトル旧次市街の正門(海の門)

正面にあるのが海の門で、かつては海からしか上陸できなかった門。

コトル正門付近のベンチ

身長3メートルで丁度良さそうなサイズのベンチ

私が訪れた際には、正門の横に巨大な椅子が置かれて記念撮影スポットとなっていた。ちなみに写真右奥の方に見えるのが、ヴェネツィアの獅子。

2:南門(Gurdic Gate)

コトル旧市街・南門

コトルのバスターミナルからは南門が一番近い

正門を正面に見て右側に位置するのが、この南門。この門には、謎に巨大な人形が置かれていて、訪れる人を歓迎している。この人形の意味、コトル滞在中に現地の人に聞いておくべきだったと後悔しています。

どなかたこの人形の意味を知っている人がいたら教えてください……!

3:北門(River Gate)

ライトアップされて幻想的な表情を見せる北門

ライトアップされて幻想的な表情を見せる北門

きっと最も需要が少ないと思われるのがこの北門。旧市街の外から行くとだいぶ分かりにくいので(実際に私はたどり着けなかった……)、旧市街の内側から攻めるのがオススメ。

私が北門まで行ったのは夜だったので、まるでタイムワープのドアのような雰囲気。とっても幻想的で素敵でした。

観光7:夜の中世ムードを味わいに、日没後も散策に出かけよう

夜の聖ルカ教会

夜の聖ルカ教会

コトルの旧市街は、日没後になるとその美しさがさらに深まっていく。なので夜も散策に出るのが絶対おすすめ。

コトル旧市街の夜

街のライトは薄暗いけど、逆に雰囲気がいい

街のライトは少し電力が足りないような薄暗い灯りなのだけど、むしろそれがとっても素敵。石造りの街をぐっと魅力的に照らし出し、中世の夜の街を散策している気分に。

コトル旧市街夜の時計塔

夜の時計塔

さらに街角のあちこちでクラシックの路上演奏やバイオリン演奏などが行われているので、音楽の力も相まって更にロマンチックな雰囲気。

コトルは女性一人でも安心して歩ける街

コトル旧市街背後には、ライトアップされた城壁

旧市街背後には、ライトアップされた城壁

コトルは治安も良く、そこに暮らす人たちものんびりしていてお穏やかなので、女性一人で夜遅くまで歩いていても安全(と言っても自己責任で!)。なのでぜひ、夜ならではのコトルの魅力的な表情を味わいにでかけてください。

本当に、夜の散策は心の底からおすすめ! 私のコトルの滞在の中で、一番うっとり気分にひたった時間が夜の散策でした。

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