Montenegro

さぁ今日も世界の絶景へ! コトルのちょっとハードな城壁のぼり

モンテネグロのコトル観光で外せないことといえば、山の要塞から一望できるコトル旧市街とコトル湾の絶景を見渡すこと! 山の頂上まで続く長~い城壁を登って行くのはちょっとだけハードだけれども、汗を流して損はなし。さぁ、まだ見ぬ世界の絶景を目指し、コトルの城壁を元気に登り始めよう!

【予備知識】コトルってどんな街?

コトルの位置

コトルの位置

モンテネグロの南西、入り組んだコトル湾の奥の方にひっそりと佇んでいるのが、コトル。パッとした華やかさはないけれど、訪れた人はその秘密の宝石箱のような美しさにうっとり酔いしれる、そんな街。

>>>コトル観光のおすすめスポットをCheckするなら「コトル観光スポットまとめ記事」をどうぞ♪

全長4.5kmにも及ぶ長い城壁に囲まれた城塞都市

コトル旧市街背後には、ライトアップされた城壁

日没後にライトアップされた城壁。街がぐるっと囲まれているのが分かる

コトル旧市街の背後には高い山がそびえ立ち、その山肌には旧市街から続く全長4.5kmにも及ぶ長い城壁が築かれている。

この城壁の建設が始まったのは9世紀。現在の形に完成したのはなんと約500年も後の16世紀の頃! 想像しきれないほど多くの人力と年月がかけられた偉大なる城壁で、コトルの街はこの城壁と共に発展してきたのであります。

いざ、頂上を目指してコトルの城壁登りを開始!

コトル城壁登りの入り口には「Fortress」の看板が

コトル城壁登りの入り口には「FORTRESS」の文字が入った看板が

ということで早速コトルの城壁登りを始めていきましょう。まずは入り口から。城壁へと続く入り口はいくつかありますが、目印は「Fortress」という看板。旧市街の北側の道を山の方に向かって歩いていると見つけられるはず。

受付を通過してすぐ先にある階段。ここから城壁のぼりをスタート!

受付を通過してすぐ先にある階段。ここから城壁のぼりをスタート!

Fortressの看板を見つけた先には一応の(そんな風には見えないけれども)係りの人が座っていて、ここで城壁への入場料3ユーロ(約390円)を支払えば入場完了。

ちなみに。私は謎に無料で入場。係りのお兄ちゃんが「いいよいいよ~」と適当に流しながら入れてくれました。あのお兄ちゃん、大丈夫かな。

コトルの城塞・頂上までに踏む階段は約1,350段

山の頂上まで続くコトルの城壁

ジグザグ坂道の階段をのぼっていく

最初にお伝えしておきます。コトルの城壁登りは、結構ハード! 海抜約260メートルにある「聖ヨハン(又は聖ジョバンニ)要塞」を、約1,350段の階段を登って目指して歩いて行きます。

コトルの城壁登りである高い階段

時には大股で登る必要のある階段も

階段一つ一つの高さもそこそこのもの。道中険しく、コトルに関しては、楽して絶景を拝むことはできません。でもその分、頂上では最高の絶景が待っているので頑張って足を一歩ずつ進めましょう!

自分のからだと相談しながら、途中でしっかり休憩を

コトル城壁登り、休憩する観光客

影に入って休憩する観光客

頂上までの道のりは険しいけれど、途中でしっかり休憩を挟めば大丈夫。体力に自信あり、トレッキング1日に30kmは軽くこなせる私の場合、このコトルの城壁登りでは10分~15分程度の休憩を4回挟みました。

休憩のお供は青空マーケットで仕入れていた桃:)。影で休みながら桃にかじりついて糖分と水分、エネルギーチャージ! そしてまた階段登りを再開します。

コトル城壁登り中の立ち寄りスポット:救世聖母教会

コトルの救世聖母教会外観

最初の絶景ポイントでもある救世聖母教会

山の中腹まで登ると、救世聖母教会に辿り着きます。この時点ですでに絶景ですが、ここではせっかくなので絶景堪能よりも教会堪能を!

聖母マリアに捧げられた教会

コトルの救世聖母教会内観

救世聖母教会の内側の様子

この教会が建てられたのは15世紀。コトルの守護聖人のひとりでもある聖母マリアに捧げられた教会です。

教会の祭壇にはコトルの別の守護聖人トリファンと、コトルが何世紀もの間属していたダルマチア地方の守護聖人かつコトル司教でもあった聖ヒエロニムス(又は聖ジェロム)の銅像が置かれています。

聖母マリアがコトルの守護聖人となったのは1,664年

救世聖母教会の説明が日本語で書かれた紙

聖母マリアにまつわる話は、日本語にも訳されていた(!)

ちなみにこの聖母マリア。もともとコトルの守護聖人ではありませんでした。聖母マリアがコトルの守護聖人になったのは1,664年のことで、それまで、コトルでは何度も疫病が流行。

その度に聖職者を含む多くのコトル住民が亡くなるという悲劇が繰り返されていました。

そこでこの聖母教会がコトル市議会に訴えます。

「街を守るためには城壁や要塞、兵士たちだけでは不十分、祈りが必要だ!」

実際に多くの人が亡くなっている事態からも、コトル市議会はこの訴えを受け入れ、聖母マリアを守護聖人として正式に認定。以来、コトルでは聖母マリアにも祈りを捧げるようになったそう。

救世聖母教会へ続く道の途中にある祈りを捧げるスペース

救世聖母教会へ続く道の途中にある祈りを捧げるスペース

ということでちょっと長くなってしまいましたが……コトルを疫病から救うための救世主となったのが聖母マリア様。そしてこの聖母マリアに捧げされているのが、この城壁中腹に立つ救世聖母マリア教会です。

そんなことを思いながら、この小ぢんまりとした教会を堪能してみてくださいね♪

まだまだ続く、聖ヨハン(又は聖ジョバンニ)要塞への道

コトル城壁・救世聖母教会横の階段

救世聖母教会の横から、再度登りをスタート!

さて、救世聖母教会の見学をしつつ十分に休憩をとったら、頂上を目指す城壁登りを再開です!ここからは道中の険しさをフォトログにて。

コトル城壁の階段

ぐんぐん登って行きます!左下に見えるのは聖母教会の塔

コトル城壁

まだまだ頂上は遠い…!

コトル城壁で見つけた猫

頂上付近で、のんびり昼寝をする猫発見。優雅

コトル城壁にかかる橋

何気に一番怖かったかもしれないトタン製の橋

橋を渡って、無事に聖ヨハン(聖ジョバンニ)要塞へ到着!

橋を渡って、無事に聖ヨハン(又は聖ジョバンニ)要塞へ到着!

コトル城壁

要塞の周辺も高い城壁で囲まれている

途中途中で休憩を挟みながら、階段を登り続けること約1,350段! ようやく、頂上に到着したあなたを待っているのがこの絶景!

コトル旧市街とコトル湾、そびえたつ山並みを見渡す絶景!

山の頂上にある聖ヨハン要塞から見えるコトルの旧市街とコトル湾

山の頂上にある聖ヨハン(又は聖ジョバンニ)要塞から見えるコトルの旧市街とコトル湾

ね:)? 絶景、素敵じゃないですか? 説明不要の美しさ。私がこの絶景の中での特にお気に入りのポイントは、何と言っても深いグリーンが美しいコトル湾のアドリア海。そして波一つないその静寂さ、そして迫力ある山並み!

山の頂上にある聖ヨハネ城跡から見えるコトルの旧市街とコトル湾

見て、このグリーンなアドリア海!

アドリア海といえば、お隣の国・クロアチアで見てきた深い蒼色のイメージですが、ここコトルでみるアドリア海は濃いグリーン。そしてそのコトル湾を囲んで立つ山並みが超かっこいい!

コトルの要塞の上でそれぞれの時間を過ごす観光客たち

要塞の上でそれぞれの時間を過ごす観光客たち

沖縄出身だからか、高い山を見慣れていません。なので、未だに高い山を見ると自然ってすごいなぁーーー!!という興奮を抑えることができず。

感動するポイントは人それぞれだと思いますが、コトルのこの絶景は、頑張って登ってきてよかったなぁ~と思えること間違いありません。

絶景を堪能したら階段を下って旧市街へ

下っていく時に見える救世聖母教会の塔

下っていく時に見える救世聖母教会の塔

さぁ、頂上で絶景を堪能したら、登ってきた階段を今度は下って旧市街へと降りて行きましょう! 帰り道は下り階段なので登りに比べると比較的楽ちん。

来た道とは異なるコースを選択するもよし。そして下りの道中も、もちろん目の前には絶景が広がります。体力と気持ちに少し余裕も出てくる帰り道なので、コトルの絶景をここでも十分満喫してくださいね。

【コトル城壁豆知識1】往復する所要時間は約2時間~2時間半

コトルの城塞登りを始めて一番最初に出てくる門

城塞登りを始めて一番最初に出てくる門

個人の体力にもよりますが、10分程度の休憩を1~2回挟み、聖母教会の見学を軽く行った場合、頂上までたどり着くまでの時間は約1時間。休憩を多めに取りながら進む場合には約1時間半を目安にしておけばいいかと思います。

帰り道は行きに比べて休憩がほとんど必要ないので、かかる時間は約40分~45分程度とふんでおけば大丈夫。

【コトル城壁豆知識2】朝か夕暮れ時の涼しい時間帯がおすすめ

コトル城壁

自然の中をぐんぐん進んで行くことで心のリフレッシュにも

コトルを訪れるのが夏ならば、城壁登りは朝の比較的涼しい時間帯か、夕暮れ時に出かけるのがおすすめ。日中は太陽の日差しでより体力も消耗します。

かくゆう私はお昼の11時頃に城壁登りをスタートし、見事に太陽に体力を奪われていきました。ただその分、昼間の強い光に照らされた旧市街とコトル湾の景色は絶景!

またオレンジ色のライトが街を照らし出す夕暮れ時は、昼間とは全くちがったロマンチックな景色が広がっているはず。体力と時間に余裕があれば、朝と夕暮れ時の2回登るのもおすすめです。

【コトル城壁豆知識3】十分な水分と軽食の持参をして登ろう

当たり前のことですが、水分補給のための水、エネルギーチャージのためのフルーツやスナック類は必ず持参して臨んでください。

途中で水を販売している所もありますが、このありがたきお水の価格は皆さん想像できる通り高価格! 500mlの水に約300円も払いたくない場合は、最初から自分のお水を準備してくださいね。

【おまけ】モンテネグロの意味は「黒い山」

高い山が立ち並ぶコトル

高い山がそびて立つコトル

最後におまけの豆知識。モンテネグロという国名は、イタリア語のヴェネツィア方言で「黒い山」という意味。モンテネグロは国土の約60%が標高1000メートル以上の山地となっていて、黒い山(岩山)が多いことからそう呼ばれるようになったそう。

コトルの周辺も、黒ではないですが高い山々に囲まれています。モンテネグロの国名の由来も思い出しながら、コトルを囲む大自然を眺めるとちょっと違った視点で見れるかも。ぜひコトルを訪れた際には思い出してみてください。

コトル観光で城壁のぼりは欠かせない!

救世聖母教会からのコトルの景色

救世聖母教会からのコトルの景色

コトル観光のハイライトとなるのが、この聖ヨハン(又は聖ジョバンニ)要塞を目指す城壁歩き。ちょっとだけハードですが、登る価値は大! コトルまできて、この城壁を登らずに帰るわけにはいきません。

途中の救世聖母教会まででも十分絶景を楽しめるので、時間がない場合はそこまででも登るべし。コトルでしか見られない絶景を、しっかりその目に焼き付け、体全体で大自然を感じてきてくださいね。

>>>まだまだある世界の絶景!他の絶景シーンはこちらから♪


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