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私が参加したパーティは、オーソドックスなソーシャルパーティ
パーティ会場の入り口
謎にInterNationsの紹介に熱が入ってしまいましたが、今回2月11日に私が参加したパーティはいわゆる「飲み会」的なもので、とりあえず集まってワイワイしましょ、新しい人とじゃんじゃん知り合いましょ、というものだった。
ドレスコードは赤+エレガント
そのパーティの招待状には「何かしら赤いものを着てきてね。それでいてエレガントでね」というドレスコードが書かれていた。
バレンタインが近かったので、主催者の粋なはからいだろう。でも日本から超オーソドックな服しか持ち込んでいなかった私にとっては衝撃的な問題。
赤いエレガントなサムシングなんてない。どうしようかと頭を悩ませた結果、とりあえず赤いパンツを履いて行き、受付で「赤はどこ？」と聞かれたら「ここ」ってスカートの中を指差そうという作戦を立てて臨んだ。
半数以上、赤のドレスコードを無視
そしてかなりドキドキしながら会場に足を踏み入れた瞬間、拍子抜け。確かに赤いサムシングを身にまとっている人はいたけれど、圧倒的に少数派だった。参加者の半分以上が、赤のあの字もまとっていない。
パーティ内で出会った数人と話していたときに「私赤い服持ってなくて、今日すごいドキドキしたんだけど、みんな全然着てなくて安心したよ〜…！」と伝えると、「え、ドレスコード？そんなんどうでも良くない？」的な返事が返ってくる。完全に主催者の呼びかけを無視している。
さらには「やっぱり日本人は思ってた通り真面目だね〜！」と感心までいただいた。果たしてそれは真面目なのか、主催者に対するマナーではないのか…こんな考えがそもそも日本人的なのか…1人会話モードに突入する悪い癖を発揮してしまいそうだったので、とりあえずその場はてへぺろ的なトーンでやり過ごした。
ローマのパーティで超絶有名な、伝説の日本人の存在を知る
そして面白かったことは、私が日本人だと知ると、7〜8割の高確率で「○○○（日本人男性の名前）を知ってるか？」と質問された。
私が知らないと答えると、全員が口を揃えて「彼のダンスは最高よ！（最高だぜ！）」と返してくる。
どうやら、ローマの社交界には伝説の日本人男性（50歳前後？）がいるらしい。パーティが盛り上がり始めた頃、一番最初に踊り出して会場を沸かすのがその彼なのだそう。
その踊り方もどうやら生半可なものではないらしく、とにかく「CrazyでAmazing!」なのだとか。彼の話を始めた途端、みんなが笑い出す。どれだけ強烈なダンスなのだろうか…。
「ナポリを見て死ね」ばりに「彼のダンスを見て去れ」と説得されたのだけど、初めての夜遊びで少し緊張していた私は彼のダンスを見ることなく、早々に切り上げて会場を後にした。
伝説の日本人の男性。どんな方か知らないけれど、きっとものすごい人に違いない。ローマの社交界にそんな日本人がいることを知れただけでも嬉しかった。
パーティの感想：これって男女の出会い系？
そんな訳で初めての国際パーティへの参加を無事に終えたのですが、印象としては「出会い系」というのが私の感想。出会った誰もがものすごくフレンドリーで会話を楽しめるのだけど、願わくば…感も同時に感じる雰囲気だった。
でもまぁパーティの主旨が「飲み会」的なものだから、そんなもんか！
そんな中で出会えた素敵な女性たち
このパーティに参加して一番嬉しかったことは、出会い系的な雰囲気の中でも素敵な女性たちと知り合えたこと！
ゴージャスで優しいロンドン出身の彼女とも知り合えたし、私と同じく赤いパンツ作戦を実行していたトルクメニスタン出身の彼女とも知り合えた。中にはローマで10年以上働く素敵な日本人女性もいた。
だからやっぱり、パーティには参加して本当に大正解。次回また同じ趣旨のパーティに参加するかと聞かれたら答えに迷うけど、海外生活で新しい友だちをつくるきっかけとしてはすごく良いチャンスにはなるのは確か。
参加者はやっぱりイタリア人が多いので、ローマで暮らすイタリア人からローカル情報を教えてもらうことも楽しい。
私にとっては、伝説の日本人の存在を知ったことと、素敵な女性たちと出会えたことが最高の体験となりました。結果としては、海外での知り合いづくりにInterNationsはおすすめです！
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