クロアチア・フヴァル島No.1の美景&観光スポット! 世界が恋する城塞ビュー
クロアチアきってのリゾートアイランド・フヴァル島。美しいビーチや連日連夜のパーティ、ラベンダーの島としても有名ですが、丘の上にそびえ立つ城塞からの絶景こそ、フヴァル島を訪れた際には欠かせない“マストシー”な景色。
ということで今回は、フヴァル島一の絶景に会いに行く方法を紹介します。
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城塞はフヴァルタウンの北側に位置している
城塞があるのは、フヴァルタウンの北側。城塞が完成したのは16世紀で、フヴァル島がヴェネチア共和国の支配下にあった頃に建てられたもの。当時は他国、特にオスマン帝国からの攻撃を守るための要塞として使用されていた。
かつてフヴァルタウンの町民全員を救った城塞
他国の攻撃から守る目的で建てられたこの城塞。実際、1571年にトルコ軍が来襲した際、町人全員がこの城塞に立てこもって救われたという史実も(!)。
町人全員を救った城塞、すごい。この城塞がなかったら、きっと歴史が変わっていたかもしれない。
城塞へはフヴァルタウンの中心地聖ステパノ広場から行ける
城塞へ行く一番簡単なルートが、聖ステパノ広場から階段を登り始めること。
写真のような案内看板があちこちに出ているので、案内されるままに足を進めていけば間違いなし! 目印は「 Fortica」又は「Fortress」という文字。
前半は階段ルート
城壁の道は、なかなか険しい。まず前半は階段をとにかく上る。この階段も他のクロアチアのエリアと同様に石階段なので、足を滑らせないように気をつけながら上る。
私が階段を上りきるまでにかかった時間は、ゆっくり歩いて10分〜15分ほどだった。
階段を上りきった後は、ゲートをくぐって後半戦へ
階段を上りきったところで見えてくるのが、写真のようなアーチの入り口。このアーチをくぐったら、いよいよコースも終盤!
後半はゆるやかなくねくね上り坂
城壁への道後半戦は、ゆるやかでくねくねとした上り坂を上るコース。前半の階段戦よりも距離が長いので、疲れたら木陰などで小まめに休憩をとるのがおすすめ。
私は2リットルの水を持ちながら歩いていたのだけれど、この時点でもう半分以上飲んじゃった。とにかく暑い、クロアチアの夏!
城塞までの道中、色んな発見と出会いも楽しんで
上り坂は確かにハードなのだけど、そんな中でも歩きながら色んな発見があって面白い。写真はクロアチアでよく見かける巨大アロエ的な植物。
正しくはリュウゼツランという植物で、フヴァルタウンでしか見えることができない「幻のレース」の原材料になっている。
>>>幻のレースの紹介は「フヴァルタウン7つの魅力」記事にて:)
ちなみにリュウゼツランはテキーラの材料でもある。きっとメキシコにもリュウゼツランがうじゃうじゃ生えているんだろうな。
上り坂半分まできた頃には、小さな石造りの教会も
上り坂も折り返し地点まで来た頃、ちょっとした丘の上に石造りの教会がポツンと建っている。
こんな丘の上に……何事かしらと思って覗いてみるも、有力な情報を得ることはできなかった。
小ぢんまりとしたこの大きさから、誰かに捧げられた教会とかかな……と思いながら、ちょっとモヤモヤしたまま再び城塞を目指す。どなたかご存知の方がいたら教えてください。
城塞に入る前にもちょっとしたビューポイント
さて、くねくねゆるやかな上り坂を登りきると、休憩できるような広場に辿り着く。ここからの眺めも、すでに絶景。
でもせっかくここまで来たので、城塞にもぜひ入場してほしい。世界が恋するパノラマビューは、城塞からの景色だから!
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