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海外で携帯の紛失・盗難にあった際にするべき4つのこと:警察への届出から保険請求まで

海外でのトラブルはできる限り避けたいもの!ですよね。もちろん海外旅行を行う誰しもが最大限の注意を払っているかとは思いますが……起こる時には起こってしまう予期せぬトラブル。

そう、かく言う私も、ローマからロンドンに発つほんの5日前にiPhone携帯を紛失するというアンラッキーすぎる事件を起こしてしまいました。

そして 海外でのiPhone携帯紛失で何よりも悲しかったのが、写真データの喪失。海外滞在中の写真撮影は全てiPhoneを使用。バックアップにはGoogle photoを利用していたものの、写真が大量にありすぎてバックアップが追いついてなく、海外での思い出がたくさん詰まった写真データを大量に失ってしまいました……涙。

どうにかデータを復活できないかと色々悪あがきをしてみたもののバックアップがないとどうにもこうにもいかないらしく……最近になってようやく諦めることを受け入れ、こうしてブログを書いています。

海外で携帯の紛失・盗難にあった際に行うべき4 つのこと

ということで気持ちを切り替えて、海外でのiPhone携帯紛失・盗難時に行うべきことを実体験をもとに記録しておきたいと思います。いつか海外のどこかの国で日本人がiPhone携帯を紛失・盗難にあった際に少しでも役立つことを願って……。行うべき手順は以下の通り。

  1. まずはiPhoneを探してみる(ここで見つからなかったら諦めて手順2以降へ)
  2. 紛失・盗難にあったiPhoneを一時停止/遠隔操作でデータの強制リセットを行う
  3. 海外現地の警察へ紛失・盗難届けを出す
  4. 保険会社からの保証を受ける

1.まずはiphoneを探してみる(探せる状況であればに限る)

何よりもまずはこれ。ただし、iPhone携帯端末の電波の受信状況に応じて期待値には大きな差が。

【海外でも発見できる可能性大】海外現地で購入したSIMカードをiPhone携帯に入れ、現地の電波を使用している場合

SIMフリーのiPhone携帯を使用し、旅行先のローカルな電波をキャッチしている場合には、海外でも日本で紛失した場合と同じ手順でiPhoneの捜査が可能。PCまたは別の携帯端末などでicloudにログインし、「iphoneを探す」機能を利用すれば紛失・盗難にあった携帯がどこにあるかすぐに確認できるはず(私も日本でiPhoneを紛失した際、相当お世話になりました)。

【まずはPCや別のiPhone、iPodなどでiCloudにログイン】

icloudのPC画面

「iPhoneを探す」アイコンをクリックすると、以下の画面が現れ、Map上でiPhoneの位置を確認することができます。

電波をキャッチしていれば、海外でもどこにあるか瞬時に確認できる

ただし、多くのブログやサイトでも紹介されている通り、この「iPhoneを探す」機能を利用するためには事前にiPhoneで設定していて、紛失・盗難にあったiPhoneがインターネットに接続されている場合のみ。設定しておいて絶対に損はないので、この機会に設定しておいてね。事前設定の手順については以下参照。

▶︎iPhoneの盗難・紛失に備えて事前設定をする

【海外での発見の可能性ほぼゼロ】機内モードにしている場合

さて、この素敵すぎる「iPhoneを探す」機能、先述の通りインターネットに接続されている場合に限って使用が可能。例え事前に「iPhoneを探す」機能を設定していたとしても、海外で紛失・盗難にあったiPhoneがインターネットに接続されていなければ、にっちもさっちもいかない……。

「オフライン」で何もできない状況……

日本にいればインターネットに接続されている状態は当たり前……だけれども、海外旅行中は「機内モード」に設定し、ホテルやカフェなどのWi-fiや事前にレンタルした海外対応のWi-fi端末を利用してインターネットに接続するという人も多いはず。

私もその内の一人でした……。私は日本から持ち込んだSIMフリーのWi-fi端末を使用して海外現地の電波をキャッチしていたので、iPhoneとWi-fi端末がセットでないとiPhoneのインターネット接続は不可能。ということで、海外で一度iPhoneを紛失したら永遠にインターネットに接続されない状況(涙)。

必然的に位置情報も確認できず、もちろん「iPhoneを探す」もまったく機能しない状態。公共のWi-fiに自動接続される設定にもしていなかったので、私のiPhoneは海外で永久に迷宮入りが決定。ということで紛失したiPhone端末確保は諦めて、手順2に移ることにことにしました。

2.海外で紛失・盗難にあったiPhoneを一時停止/遠隔操作でデータの強制リセットを行う

iPhone携帯端末が見つからないことが分かった時点で行ったのが「全通話・通信機能の一時停止」の届け出。私の契約はSoftbankなので、Mysoftbankへログインを行ってオンライン上で手続きを完了。利用停止は、Mysoftbankのトップページから「安心・便利サービス」のプログラムを選択すれば設定画面に移動できます。

一時停止中の届け出を確認

ちなみに海外でインターネットに接続されているにも関わらずiPhone端末を取り戻すことが困難な状況の場合には、一時停止設定を行う前に遠隔で行える「データの強制消去」または「ロック」の手順も忘れずに! この手順を踏むことで、大事なデータが悪用される心配を軽減することができます。

3.海外現地の警察へ行き、紛失・盗難届けを出して証明書(ポリスレター)をもらう

実際にもらったポリスレター

iPhone携帯端末を使用できない安全な状態にしたら、紛失・盗難にあってからなるべく早い段階で(当日〜翌々日頃までに)海外現地の警察に届け出を。これも日本で紛失・盗難にあった場合と一緒。

言葉が通じずに大変…と思うかもしれないけれど、海外現地の警察からの証明書(ポリスレター)はとっても大事! ここで書類をしっかりもらっておくことで、後日保険会社から「海外旅行中の携行品紛失」の補償をうけることができます。

警察署で渡された書類に記入する項目は主に「名前」、「生年月日」、「日本の住所」、「海外旅行中の滞在住所」、「身分証明書(パスポート)のナンバー」、「紛失・盗難にあった日時/場所の詳細」、「紛失物の特徴」など。海外で警察に届け出を出す際にはパスポートの提示を求められるはずなので、パスポートの持参も忘れずに!

4.保険会社へ海外補償の請求を行う

無事に海外現地の警察からのポリスレターをもらったら、加盟している保険会社へ保険金の請求を実施。私は使用しているクレジットカードの保険に「海外旅行中の携行品補償」が付いていたので、その補償を利用。

ちなみに私が持っていたクレジットカードの「海外旅行中の携行品補償」が効くのは、日本を出国してから90日以内。iPhone携帯を紛失したのは出国して2カ月頃だったので、補償の期間内。

カード会社や保険会社によって海外旅行中の補償内容や対象期間は変わってくると思うので、海外旅行に出かける前には必ず補償内容について確認してください(きっとしているとは思いますが…!)。

補償が受けられるのは「事故」とみなされた場合のみ

また海外での携行品紛失に対する補償が受けられるのは「事故」の場合のみ。「所有者の過失による紛失」の場合は補償対象外になるので、タクシーやレストランに置き忘れてしまった、ポケットに入れていた携帯をうっかりトイレに落としてしまった…などの場合は、もう人生の勉強代だと思って諦めてください……。

保険会社に補償の請求を連絡→必要書類の送付を待つ

大抵の保険会社は、海外で置きた緊急時に対応するための連絡窓口を設けています。私が利用しているカード会社の場合も、24時間対応のサポートセンター(問い合わせ窓口)が設置されていたのでまずはそちらにiPhoneを紛失したという報告と紛失時の状況説明のために電話。

その後保険が降りるかどうかの審査が行われ、補償対象と認められると保険請求のために必要な書類が保険会社より送られてきます。

私の場合は海外生活中のため、必要書類は実家のある沖縄へ送付を依頼。請求者本人が海外にいて日本国内からの手続きが難しい場合には、代理人請求も可能とのこと。海外からすぐに日本に戻る予定がある場合には、帰国後に本人が申請を行う手順となっています。

保険会社より提出を求められた書類

そして保険会社より提出を求められた書類が以下の通り。

  • 保険金請求書(保険会社から送られてくる)
  • パスポートコピー(日本国出国日が確認できるページと顔写真があるページそれぞれ1部ずつ。パスポートの提出が困難な場合には、日本国出国の確認が取れる搭乗券、ツアー日程表などでも可)
  • 第三者による事故証明書原本(今回の場合は警察からのポリスレター)
  • 携帯端末購入時の領収書(ない場合には分割支払いの明細書、または契約内容確認書など、購入日と購入金額が分かるもので代替可)
  • 携帯会社の補償サービスを受けた場合には、その補償内容が分かる書類
  • 携帯通信を停止・解除した場合にはそれが分かる書類

私は必要書類を揃えるために、「パスポートの必要ページを写真撮影」、「Mysoftbankから支払い明細と利用停止中の画面をスクーリンショット」し、ワードに貼り付けてそのファイルを両親へメールで送付。ポリスレターだけは原本が必要なので、配達状況を追跡できる国際郵便にて送付しました。

提出した書類に不備がなければ、約1カ月程でクレジットカードの引き落としを行っている口座に保険金が振り込まれるとのこと。私が紛失した携帯はiPhone6s(64GB)で、購入金額は約7万2,000円。まるっと全額が戻ってくるわけではないけれど、少しでも補償してもらえるのは本当にありがたい……。

(※後日談:書類を提出してから約1週間ほどで、保険会社より約6万7,000円振り込まれました)

保険会社へ請求するための手順として海外現地警察からのポリスレターを準備するのが最大の難関かと思いますが、補償していただけるものをしっかり補償してもらうためにも、言葉の心配があっても頑張って現地の警察へ行ってください!

そして海外旅行中もこまめなバックアップを忘れずに……

バックアップは本当に宝! 私は電話帳、メモ帳など写真以外のデータは全てPCと同期していたので、新しいiPhoneを購入した際も一切困りませんでした。

でも写真だけはGoogle Photoで管理してたので、バックアップされていないものは取り戻せず……。ローマやイタリアでの楽しかった記録が消えてしまったのは本当に残念で残念で悲しいですが、また新しい写真を撮りに行こうというモチベーションに変えることで、今日も何とか元気です。

これを機会に、1年以上バックアップを行っていなかったiTunesへの定期的なバックアップも再開しようと決意。バックアップをしっかり行っておけば、いざ携帯をなくした時でも最悪お金の損失だけで済んでプライスレスな思い出は生きたまま。バックアップは宝物。を合言葉に、これからも海外生活を充実をさせていこうと思います。

そしてどこかの誰かが海外で予期せぬトラブルにあった際、この記事が少しでも役に立てば幸いです。

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