サラエボグルメを堪能!カフェ・レストラン・バーおすすめ17選

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13.サラエボ1奇妙で魅力的なバーとして有名な「Gold Fish」

Zlatna ribicaの入り口

Gold Fishの入り口には金魚の飾りも

まず最初に紹介するのは、サラエボでバーといえばココと良くその名が挙げられる「Gold Fish(ボスニア語では「Zlatna ribica」)」。 日本語で「金魚」という名前のこのバーの特徴は、雑多ながらもとにかく「オーセンティック!」な内装と雰囲気。

Gold Fishの店内

Gold Fishの店内と定員

様々な年代のヴィンテージ家具が所狭しと並ぶ店内は、一歩足を踏み入れた瞬間、その迫力に圧倒されること間違いなし。それでいてこの雑多さがどこか居心地が良く、お酒の力も手伝ってか容易にリラックスモードに突入できてしまうからなんとも不思議な空間だ。

そして店名に「金魚」という名がついている通り、店内には金魚が泳ぐ水槽も置かれているので、その金魚に挨拶をするのも忘れずに。

サラエボ名物とまで言われているバー「Gold Fish」。サラエボのナイトライフを語るのに、欠かすことのできないスポットとなっている。

14.旧市街の夜の雰囲気を感じるのに抜群の「Caffe Selfie」

人で埋め尽くされる夜の旧市街の狭い通路

人で埋め尽くされるSelfieがある狭い通路

先ほどのGold Fishが少し旧市街の中心から離れているのに対し、こちらの「Caffe Selfie」は旧市街のど真ん中。人で溢れ返り、昼間とはまた違った活気を帯びる旧市街を体験するには絶好のスポット。

また、宗教的な理由からアルコールを提供しないお店も旧市街には多く存在するのだけれども、この「Caffe Selfie」はアルコール目当てで訪れても大丈夫。ビールはもちろん、様々なカクテルも注文することができる。

水タバコ(シーシャ)ももちろんOK

店前に設置されたまったり用シート

店前に設置されたまったり用シート

サラエボといえば、水タバコ(シーシャ)を気軽に楽しめることでも有名。近隣国に比べてとてもリーズナブルにシーシャを楽しむことができることから、それを楽しみに訪れる観光客も多い。そして旧市街にある多くのカフェでシーシャが提供されており、もちろんこの「Caffe Selfie」も例外ではない。

サラエボ旧市街のセルフィー:屋根がある席も(写真は昼間の様子)

屋根がある席も(写真は昼間の様子)

アルコールを飲みながらシーシャを吸う。これぞ、サラエボ・ナイト。普段タバコを吸わない人でも、シーシャにはフルーツ系の色んなフレーバーがあって吸いやすくなっているので、旅の思い出に吸ってみるのもおすすめ。

ちなみに私はタバコを吸わないしシーシャも特に大好きというわけではないけれど、サラエボのこのチルな雰囲気を味わう一つの手段として、経験してみるのは悪くないと言える。

15.カジュアルかつ小洒落た場所でワイワイするなら「City Pub」

ビールやシーシャ(水タバコ)を楽しむ人たち@City Pub

ビールやシーシャ(水タバコ)を楽しむ人たち@City Pub

Gold Fishほど奇抜でなく、Caffe Selfieほど「ド・サラエボ」でもなく、それでも賑やかな雰囲気でサラエボチックな夜を楽しめるのがこの「City Pub」。広々とした店外のスペースには多くの席が設けられ、週末はいつもたくさんの人で賑わっている。

アルコールも豊富に揃っている上、シーシャももちろんOK。人で溢れているけれども、混みすぎてウンザリということもない。その賑やかな雰囲気の中で楽しいお酒を飲むことができるスポットとして、間違いなくおすすめできるサラエボのナイトパブだ。

16.ローカルに混じって最高のファン・ナイトを過ごせる「Bosna Kino」

まだ開店したばかりの店内は静か

開店したばかりの店内は静か(夜7時頃)

もう少しアクティブにサラエボのナイトライフを楽しみたい、という気分の時におすすめなのが「ボスナ・キノ(Bosna Kino)」。ここはサラエボローカルも口を揃えておすすめするスポットなのだけど、面白いのが、最も盛り上がる夜が月曜日の夜ということ。

毎週月曜の夜に開催される生ライブ

陽気に踊るサラエボ・ピーポー

生演奏に合わせて陽気に踊るサラエボ・ピーポー(夜9時〜10時頃)

月曜日が一番盛り上がる、その理由が、毎週月曜日に開催される生ライブ。店内が人で埋まり始める夜8時過ぎ頃からステージでバンド演奏が始まり、観客にアルコールが回り始める夜9時〜11時頃にかけてその雰囲気はピークを迎える。

どうピークかというと、店内にいるほぼ全員が陽気に歌いながら踊るのである。といっても激しいダンスではなく、ゆったりとしたサラエボのローカルミュージックに合わせて、どちらかというとリラックスして踊る横ノリダンス。それが何とも愉快で暖かくて、ここで一気にサラエボの人たちに心を掴まれてしまうとすら言える。それだけ、居心地良く一緒に踊ることができる空間となっている。

サラエボで「ラキヤ」を味見するのもお忘れなく

サラエボ名物・ラキアのショットも楽しめる

サラエボ名物・ラキヤのショットも楽しめる

バルカン半島でよく飲まれている「ラキヤ(Rakija)」は、発酵させた果物から作られる蒸留酒。アルコール度数は40度〜60度とかなり高いけれど、健康酒としてサラエボ、ボスニアを始め、クロアチアやセルビアなどの近隣諸国でも古くから親しまれている。

ラキヤの代表的な味としてはプラム、レモン、ストロベリーなどが挙げられるけれど、ここ「Bosna Kino」では、写真のようにバラのラキヤを味することができる。飲み方は、ショットのようにクイッと一気にどうぞ。ラキアが喉から胃に落ちていく瞬間にパァーッと体中に活力がみなぎるような感覚も、サラエボでの愉快な夜の記憶と共に楽しんでほしい。

17.サラエボビールが好きなら訪れるべき場所「PIVNICA HS」

ピブニチャ・HS(PIVNICA HS)の入り口

ピブニチャ・HS(PIVNICA HS)の入り口

そしてナイトライフで最後にもう一つおすすめしたいのが、「ピブニチャ・HS(PIVNICA HS)」。実際に足を運ぶことができなかったのだけど、ここでも生演奏が行われ、雰囲気よく愉快に「サラエボスコビール」を楽しめる場所として評判のスポット。

「サラエボスコ」を生産するビール醸造所が営むビア・ホール

サラエボ・ブリュワリー(Sarajevo Brewery:ボスニア語では「Sarajevska Pivara」

サラエボ・ブリュワリー(Sarajevo Brewery:ボスニア語では「Sarajevska Pivara」

この「PIVNICA HS」は、先に紹介したサラエボのローカルビール「サラエボスコ」を醸造するサラエボ・ブリュワリー(Sarajevo Brewery:ボスニア語では「Sarajevska Pivara」)が営むビア・ホール。1864年に設立されたサラエボ・ブリュワリーは、ボスニア・ヘルツェゴビナで初めての工業生産を始めた会社と言われているビール醸造所。

そしてボスニア紛争時に起こったサラエボ包囲時には、ビールを生産するための水を供給することで多くの住民の命を救った場所としても知られている、サラエボにとってもサラエボ住民たちにとってもものすごく思い入れが強い場所。

ミュージアムと隣接している「Pivnica HS Sarajevo」

ミュージアムと隣接している「Pivnica HS Sarajevo」

そんなサラエボ・ブリュワリーはミュージアムも併設しているので、ビア・ホール「PIVNICA HS」を訪れる前に足を運んでみるのもおすすめ。

そしてビア・ホール「PIVNICA HS」では、生演奏を聞きながらサラエボスコビールを楽しむことができる。こちらもとても良い雰囲気の中でナイトライフを楽しめると評判なので、機会を作って訪れてみる価値は絶対にある。

サラエボで、ボスニアンフード&カルチャーを楽しまないわけにはいかない

サラエボグルメ

グルメ天国、サラエボ

サラエボでの滞在中、ボスニアンコーヒーやボスニアンスイーツで息をつき、しっかりと味付けされたボスニアンフードでお腹を満たし、時にはシーシャを片手にサラエボスコビールやラキヤをたしなむ、そんな風にサラエボグルメとフードカルチャーを満喫できれば、もうパーフェクト。

サラエボは、間違いなくグルメ天国。ボスニアンフードと、サラエボの人たちが織り成すフードカルチャーを楽しまずにサラエボを去るのは許され難い行為であること、しっかりと肝に命じた上で、サラエボに足を踏み入れてほしい。

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