サラエボグルメを堪能!カフェ・レストラン・バーおすすめ17選
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8.ボスニアンソウルフードのチェバプチチといえば「Ćevabdžinica Željo」
サラエボに来たら誰しもが一度は口にするであろう、もとい、口にするべきであろうソウルフードが「チェバプチチ」。豚肉、牛肉、羊肉のひき肉をミックスしてソーセージ状に整形したお肉をしっかりグリルし、細かく刻んだ玉ねぎやチーズと共に、「レピニャ」と呼ばれるピタパンのようなパンに挟んで食べる。
そんなサラエボグルメで欠かせないチャバプチチを食べるのに大人気のお店が「ジェーリョ(Željo)」。店名の「ジェーリョ」はサラエボのプロサッカークラブの名前からとったもので、看板や店名のロゴマークの周りにサッカーボールがあるのもその理由から。連日大賑わいのお店で、少し離れた所には2号店がオープンしているほど大繁盛。
店内ではパンに挟むソーセージ状のお肉が絶えずジュージューと焼かれていて、その香りが余計に食欲を刺激する。
食欲に応じてお肉の本数やサイズを選ぶことができる
ジェーリョのメニューは主に、
- チェバプチチ(Ćevapčići)
- ボスニア風ハンバーグ(pljeskavica)
- ソーセージ(Sudžuke)
の3つで、ハンバーグとソーセージはそれぞれ「Velike(大サイズ)、「Mala(小サイズ)」から選べる。
そして肝要のチェバプチチは、お肉がそれぞれ
- 15本入り(10KM:約670円)
- 10本入り(7KM:約470円)
- 5本入り(3.5KM:約240円)
から選べるようになっていて、お腹の減り具合に応じて注文することができる。ちなみに、お肉を何本選んでもパンの大きさは一緒。加えて、アルコールの提供はない。
常に賑わっているお店だけれども、多くの利用者がサクッと食べて出て行くために回転も早い。多少混んでいても待ち時間がそこまで長くならないのも、嬉しいポイント。
9.観光客向けな設定だけど雰囲気は抜群の「Morića Han」
旧市街の中心地に位置する、雰囲気抜群のレストランが「モーリシャ・ハン(Morića Han)」。エキゾチックなランプで飾られたトンネルを抜けた先には、自然光が降り注ぐオープンヤードの空間が広がる。中心地にありながらも開放的な雰囲気に包まれていて、喧騒から離れてゆったり食事を楽しむことができる。また食事だけでなく、コーヒーやお茶などのカフェ利用のみももちろんOK。
定番のボスニアンフードを味わうことができる
モーリシャ・ハンはボスニアンレストランなので、一通りのボスニアンフードを注文することができる。おすすめはやっぱりお肉料理だけれども、何を食べたら良いか迷う時には、「スペシャリティ」をオーダーするのが無難。ピーマンの肉詰めや玉ねぎの肉詰めなど、ボスニアの定番メニューが少しずつ盛り込まれているので、ちょっとずつ色々味見をしてみたい場合にはぴったりのメニュー。
その他、サラエボではスープを注文するのも忘れないでほしい。定番は「Veal Soup(ヴィール・スープ:仔牛のお肉が入ったスープ)」と「Begova čorba(ベゴバ・チョルバ:チキンとオクラが入ったスープ)」。おすすめは、後者のオクラが入ったスープ。トロっとした厚みのあるスープに、野菜とチキンのエキスがしっかり溶け込んでいて、間違いなく美味しい。
メニューの価格はプチ観光プライス
モーリシャ・ハンのメニューは、スープが4〜5KM(約270円〜340円)、メインメニューが10〜19KM(約670円〜1270円)と、ローカルなレストランに比べると少しだけ割高な価格設定。ただ、ここに場所代も含まれていると思えば、そこまで悪くない納得の値段なはず。
10.ボリュームたっぷりのお肉料理を楽しめる「Nanina Kuhinja」
こちらも旧市街の中心部に位置し、ボスニアンフードを提供するレストラン「ナニナ・クヒンヤ(Nanina Kuhinja)」。席は店内と道沿いにあり、空いていれば道沿いの席が開放感があっておすすめ。ただし、道路がボコボコしているがゆえにテーブルもガタガタする可能性大だけど、そこはご愛嬌。
おすすめはお肉料理、そしてスープ
もちろんナニナ・クヒンヤでもおすすめはお肉料理。メニューはローカルなレストランに比べるとやっぱり少し割高だけれども、一皿一皿のボリュームは満点!男性でも満足できる量なはず。そして味も漏れなく保証付き。ただし注文してから料理が出てくるまでに少し時間がかかるので、時間に余裕がある時の利用がおすすめ。
もちろんここでもスープは外せない。写真は、先に紹介した「モーリシャ・ハン」でもおすすめしたベゴバ・チョルバスープ。ナニナ・クヒンヤのベゴバ・チョルバスープは、モーリシャ・ハンのそれよりももっと濃厚で、旨味がぎゅっと濃縮されている。どちらも美味しいけれど、同じスープでもお店ごとに異なるその味の違いもぜひ楽しんでほしい。
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