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マルヤンの丘から見下ろしたスプリット旧市街

クロアチア・スプリット:世界遺産の街を一望する「マルヤンの丘」へ登ろう!

クロアチアにある7つの世界遺産(2017年現在)のうちの1つで、過去と現在が交差する不思議なオーラに包まれた街、スプリット。今回はそんな世界遺産の街・スプリットを一望できる絶景スポット「マルヤンの丘」について紹介します。

【始めに】スプリットってどんな街?

スプリットの場所・地図

クロアチアの中間から少し南側にあるスプリット

クロアチアの南側に位置する活気あふれる港町で、首都ザグレブに次ぐクロアチア第二の都市。日本でいうと、大阪のようなイメージ。

毎年世界中から多くの観光客が訪れるクロアチアきっての人気観光都市でもあり、その人気は「魔女の宅急便」の街並みのモデルとなり、同じく世界遺産に登録されている「ドブロブニク」と並ぶほど。

スプリットで最も有名なのは「ディオクレティアヌス宮殿」

ディオクレティアヌスの宮殿

観光客であふれるスプリット旧市街・ディオクレティアヌス宮殿の中心地

そんなスプリットの中で最も有名な観光スポットといば「ディオクレティアヌス宮殿」。

ローマ皇帝のなかでも珍しい、自主引退を行ったディオクレティアヌス帝が隠居生活を送るために建てた巨大な宮殿で、「スプリットの旧市街」といえば、このディオクレティアヌス宮殿の中のことを指している。

巨大な宮殿が一つの街へと発展したユニークな街・スプリット

ディオクレティアヌスの宮殿、金の門

ディオクレティアヌスの宮殿にある4つの門のうちの1つ、金の門。門の内側が旧市街となっている

先にも紹介した通り、スプリットの旧市街は、かつてディオクレティアヌス皇帝が住んでいた巨大な宮殿が、そのまま市民が住む街へと発展した珍しい街。

古代、中世の歴史と現代が交差するなか、今も発展を続けるスプリット旧市街が醸し出す雰囲気は独特で何とも魅力的。

そのユニークな街のルーツと、街に点在する数々の貴重な歴史的建造物から、1979年、スプリット旧市街全体がユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録された。

世界遺産の街スプリットを一望できる絶景スポットが「マルヤンの丘」

さて、そんなユニークで不思議な街スプリットを一望することができるのが「マルヤンの丘」。

旧市街から徒歩15〜20分ほどで行ける距離にあるので、スプリットに立ち寄った際にはぜひ足を伸ばして訪れてほしい場所!

「マルヤンの丘」目指して、いざ、スプリットの旧市街を出発

スプリット・リヴァ

スプリットの港沿いにあるリヴァ

マルヤンの丘を目指すには、スプリットの旧市街南側、スプリットの港沿いにある「リヴァ」という飲食店で賑わう道からスタートするのがベスト。

リヴァから歩き始めることで、簡単にマルヤンの丘へ辿り着くことができる。

リヴァはスプリットの港沿いにあるので、すぐに見つけることができるはず! GPSを使ってでも道に迷う、救いようのない方向音痴な私でも迷うことなくリヴァに辿り着くことができました。

無事リヴァに着いたら、スプリット港を左手に見ながら旧市街の東側方向へ足を進めていく。

旧市街の端の方まで歩けば、マルヤンの丘の看板あり

マルヤンの丘の案内看板マルヤンの丘を示す案内看板

マルヤンの丘を示す案内看板の1つ目(リヴァに近い方)

マルヤンの丘を示す案内看板

マルヤンの丘を示す案内看板の2つ目(1つ目よりさらに奥の方に進んだ道にある)

リヴァを歩き続けてちょうど旧市街の終わりの方まで来た頃に、写真のようなマルヤンの丘への案内看板が目に入ってくるはず。

マルヤンの丘を示す看板は街の外れに2つあるけれど、このうちどちらのルートを通っても大丈夫。

後はこの看板に沿って、ただただひたすら階段を上っていくのみ! ね、簡単でしょ?:)

マルヤンの丘への上り道はほぼ階段

マルヤンの丘へと続く階段

2つ目の看板に沿って進んだ際の階段

マルヤンの丘にある絶景スポットに辿り着くまでは、ほぼ階段。そう、クロアチアは本当に階段の多い国! スプリットでも例外なく、街のいたるところに階段がある。

特に夏場の日が照っている時間帯は日陰も少ないので、暑さ対策、太陽対策、水分補給や紫外線対策も忘れずに。

階段を上りきった所に、小さなレストランと絶景テラス

マルヤンの丘・テラス

階段を上りきった所にあるテラス

ゆっくり階段を上って12〜3分くらいすると、マルヤンの丘の麓に到着。そこに小さなレストランがあり、そのレストランを通り過ぎた所に、スプリットの街を一望できる絶景テラスがある。

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