ロンドンに3カ月住んで感じたこと10/バイバイUK

【感想6】色んな場所で開催されているマーケットが楽しい!

ブロードウェイ・マーケット

ブロードウェイ・マーケット

ブロードウェイ・マーケット

ブロードウェイ・マーケット

ブロードウェイ・マーケット

ブロードウェイ・マーケット

公園のように、ロンドンの至るところにあるマーケット。それぞれに特徴があって、フードマーケット、アンティークマーケット、フラワーマーケットと目的に合わせて異なるマーケットへ足を運ぶのも楽しかった。

モルトビー・ストリート・マーケット

モルトビー・ストリート・マーケット

私が好きなのはもちろんフードマーケット。フードマーケットでは世界中の料理を楽しむことができて、これも「食事がまずいロンドン」の評判をひっくり返すもの。マーケットに足を運ぶたびに、新しい味との出会いをきっと楽しめるはず!

【感想7】イギリス人のユーモア、結構好き

アフターファイブのロンドなーたち

アフターファイブのロンドなーたち

イギリス人は会話の中で「アンダーステートメント」を多用すると言われているけれど、まさにその通り。シニカルなコメントなんだけど、私にとってはとってもチャーミング。

例えばこんな感じ。洋服の試着シーンでのひとコマでどうぞ。

ロン子「この服どう思う?」
ロン子の友「(似合ってないと思って)超似合ってる」
ロン子「(褒められていないと理解して)買うのやめるね」

他にも、ハイキング中に自然とはかけ離れた“アグリー”なシーンを見つけた時に「見てごらんこの美しい景色。これが今回のハイキングのハイライトシーンだよ!」と皮肉ってみたり。私はこのイギリス人のブラックユーモア、結構好き。

ロンドンの漫才的スタンドアップコメディ、日本人のコメディアンがロンドンにいた!

日本人のスタンドアップコメディアン、小谷ゆりこさん(中央)

日本人のスタンドアップコメディアン、小谷ゆりこさん(中央)

日本に漫才があるように、ロンドンにはピンで行うスタンドアップコメディなるものがある。それももちろんブラックユーモア満載で、見たい気持ちはあったものの、基本的に早口な英語なので理解できるかなぁ…と思って足踏みしていたところ。

なんと日本人のスタンドアップコメディアンがいると友だちから知らされて衝撃。しかも女性!

さらにはちょうど私がロンドンを発つ直前にステージがあるということで、これはもう行くしかないと足を運びました。しかもそのステージは無料。

この日本人女性の小谷ゆりこさん、ロンドンにもう13年住んでいて、スタンドアップコメディはもう7年以上続けているとのこと。

日本人ならではの視点で、ロンドンで感じた「?」な経験をネタに展開するので、日本人として共感できる部分も多く「わかるわかる」と盛り上がる。小谷さん、これからも陰ながら応援しています!

【感想9】大好き!セント・ポール大聖堂

正面から見たセント・ポール大聖堂

正面から見たセント・ポール大聖堂

ロンドンで私のお気に入りの場所、セント・ポール大聖堂。ダイアナ元妃とチャールズ王太子の結婚式が行われたことでも有名。

夕暮れ直後のセント・ポール大聖堂

夕暮れ直後のセント・ポール大聖堂

私はうまく説明できないけれど、このセント・ポール大聖堂を眺めていると心が穏やかになる。建物のカタチも好き。放たれる雰囲気も好き。サイズ感も好き。セント・ポールっていう名前も好き(ちなみにポール/パウロはキリスト教の聖人のひとり)。

セント・ポール大聖堂と西ロンドンの街

夜のセント・ポール大聖堂と西ロンドンの街(one new chengeからの眺め)

このセント・ポール大聖堂をものすごく近く眺めることができるのが「one new chenge」というビルの屋上。ここからはロンドンアイやシャードなど西ロンドンの街の景色も楽しむことができる。

ちなみにセント・ポール大聖堂は市民の教会として親しまれている場所。私以外にもファンは多い。何とも魅力的なオーラを放っているのです(ここまで言いながら、クーポラには登らなかったんだけどね)。

【感想10】世界中の人と出会える場所、世界一のコスモポリタンシティ!

「ケント」をハイキングしたメンバー

ロンドンの最大の魅力がこれ! ロンドンには本当に文字通り「世界中」から人が集まって生活している。特にヨーロッパやアフリカ系、トルコ系の人が多いんだけど、とにかく会う人会う人それぞれのバックグランウンドが多様。

ビーチが砂浜の海「チチェスター」

ビーチが砂浜の海「チチェスター」で出会った人たち

  • 両親はドイツ人とイタリア人なんだけど祖父母は両方ともスリランカ人で、名前が8個以上あって国籍はイタリア人の彼。
  • ドイツの北部出身で、ロンドンの気候は暖かくて最高だと話したドイツ人の彼女。
  • シリアで生まれてロンドンで仕事をしているもののパスポートがシリアという理由で海外旅行を満足にできないと満面の笑顔で話した彼。
  • アラビア語は最高に美しいと自慢しながら、でもフランス語もいいよねと話したナイジェリア人の彼。
  • フランス首相の選挙が気になって気になって眠れないと話していたフランス人の彼女。
  • ロンドンにいようがどこにいようが、カレーは毎日食べるのが当たり前と話したインド人の彼。
週末のイベントを楽しむロンドナーたち

週末のイベントを楽しむロンドナーたち

他にもアルゼンチン、ブラジル、メキシコ、アフリカ各国、ラトビア、スペイン、ロシア、アイルランド、韓国、中国、タイ、台湾、アメリカ、ポルトガル、チェコ、トルコ、オーストラリア……3カ月の間に、本当にいろんな国の人たちと出会うことができた。

OGガールズと出会ったセブンシスターズ

OGガールズと出会ったセブンシスターズ

そしてそれぞれの国の文化、価値観、話し方、ユーモア、何もかもが新鮮で刺激的だった。

これがロンドンでの最高の思い出。

ロンドンには本当に色んな人たちがいて、それぞれ一生懸命働いて、ロンドンでの生活をそれぞれのスタイルで楽しんでいる。私の母・きよみちゃんの推し詩人、金子みすずの「みんなちがって、みんないい」をまさに体現している街。

世界一のメトロポリタンシティ、これぞロンドン。曇り空のネガティブ要素だって遠くに跳ね除けてしまうほど、強烈な魅力。

ありがとうロンドン、また会う日まで!

タワー・ブリッジ

タワー・ブリッジ

私の友人たちは、なぜかロンドンが大好き。私がロンドンに行くと話すと、面白いほどみんなが目を輝かせ、口を揃えて「ロンドンをひと目で好きになるよ」と話していた。

正直、私はロンドンに恋するほど最初から強烈に惹かれたわけではなかったけれど、世界中の人との出会いをこんなにも楽しめる街はそうそうないと思う。

ロンドンの街というより、人との出会いに胸を弾ませた、そんな3カ月。そしてその出会いから、私ももっともっと頑張らなきゃ!と刺激を受けた貴重な期間でした。

ありがとうロンドン。また会う日まで!

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