ダリ劇場美術館

【ダリ劇場美術館@フィゲラス】チケット購入方法&行き方

バルセロナから電車で約1時間〜2時間ほどの所にある「フィゲラス(Figueres)」は、20世紀を代表する芸術家ダリが生まれ育った場所。そこには、ダリ自身がデザインを手掛けた「ダリ劇場美術館」が異様なオーラを放ちながらどどんと鎮座している。ここでは、ダリ劇場美術館のチケット購入方法と、バルセロナから自力で行く方法についてをご紹介。

ダリ劇場美術館のチケット購入方法

ダリ劇場美術館

ダリ劇場美術館

ダリ劇場美術館のチケット購入方法は、映画を見るときにチケットを購入するプロセスとよく似ている。購入手段は、大きく分けて以下2つ。

  • ネットで事前予約
  • 当日美術館の窓口で購入

おすすめは断然ネット予約。ダリ劇場美術館は鑑賞者の入場制限を設けているので、1時間あたりの販売チケット枚数に制限がある。お昼時の人気の時間帯から早めに売り切れていくので、人気の時間帯に行く場合にはなるべく早い段階でチケットを購入しておくと、希望の時間に確実に入場することができる。また当日券購入の窓口に並ぶ必要もないので、スケジュールも組みやすくなる。

一方オフシーズンであれば、当日美術館でのチケット購入でも全く問題ない。お昼時であれば当日券販売の窓口に少し列が出来ているかもしれないけれど、比較的スムーズに入場することができる。訪れた時間帯の入場枠にも空きがあることがほとんどなので、時間のロスを心配する必要もほとんどない。例えチケット購入のために列で待ったとしても、10分〜15分程度なはず。ただし、この情報が常に確実とは言えないので、当日券の購入にするかどうかは、最終的には自己責任にて。

ネットからのチケット事前購入方法


まずはサルバドール・ダリ財団の公式サイトへ行き、画面右上にある「TICKETS」ボタン、もしくは、中央部分にある「TICKET PURCHASE AND BOOKING」のボタンをクリック。

すると上のような画面が表示されるので、「Dali Theatre-Museum Figueres(ダリ劇場美術館 フィゲラス)」のボタンをクリック。

すると個人での来館か団体(グループ)来館かを選択する上記の画面が出るので、「Individuals(個人)」を選択。

次に表示されるのが、来館日時を選択する画面。上の画面の左から「当日」「明日」「日付選択」となっているので、チケット購入の状況に応じたボタンを選択。今回は、前もって購入することを想定して、一番左の日付選択ボタンを選択。ちなみに「当日」「明日」を選択した場合には、以下1つのプロセスが省略されるのみとなる。
前の画面で日付選択のボタンを押すとカレンダーが表示されるので、来館したい日程を選択。緑の日付が選択可、赤の日付は選択不可(閉館日)、上の画面にはないけれども、黄色の日付が表示されている場合は、美術館はオープンしているけれども、WEBでのチケット購入ができない日という意味になっている。

自分が来館する日付を選択したら(または2つ前の画面で「当日」「明日」の来館を選択したら)、続いて来館時間を選択する画面が表示される。来館グループは10:30、11:00など30分単位で分けられており、表示されている時間内(11:00のグループであれば。11:20まで)に来館すればOKというシステムになっている。

中央の画面でチケットの購入枚数を入力(0-8歳の子どもは右の「0-8 years」に入力)し、画面下にある「PURCHASE TICKETS」をクリックして購入確認画面へと進む。
次に表示される画面で、来館日時とチケット枚数を確認し、問題なければ「COMPLETE PURCHASE」ボタンをクリックして支払いへ進む。

「COMPLETE PURCHASE」ボタンをクリックすると同じ画面の下に上のような入力画面が表示されるので、入力必須事項を入力。入力必須事項は

  • 名前+苗字
  • メールアドレス(チケット受信用)
  • 電話番号(携帯・固定何でもOK)
  • 郵便番号
  • 居住国
  • クレジットカード情報(VISA or Master)

となる。ちなみに、2018年12月時点で支払いに使用できるカードはVISAかMasterのみとなっている。全てを入力したら、カード情報の下にある2つのボックス(プライバシーポリシーへの同意)にチェックを入れて、画面一番下に表示されている「PAY」というボタンを押せば、チケットの購入は完了。ちなみに無事にチケットの支払い手続きが完了したら、購入画面で入力したメールアドレス宛にチケットが送信されているはずなので、チケットが届いているかどうか確認するのを忘れずに。届いたチケットは美術館の入り口でスマホに表示して提示するだけでOKだけれども、心配という場合には、プリントアウトしておくと安心。

無事チケットを購入したら、あとは購入した日時に美術館に足を運ぶだけでOK。

ネットで購入したチケットの入場時間に間に合わなかった場合の対処法

当日チケット販売窓口には列ができている(右側)

当日チケット販売窓口には列ができている(右側)

ネットで入場チケットを購入し、もしも予約していた入場時間に間に合わなかった場合は、当日チケット販売窓口で入場時間変更手続きを行う必要がある。対応しているのは当日券を購入する窓口のみとなるため、当日券のチケット窓口に列が出来ている場合には列に並んで待たないと行けない。

加えて、空き枠のある時間帯にしか変更が出来ないので、事実上当日券購入の手順と同じ流れになる(当日窓口に並んで、空き枠のある時間帯のチケットを購入する手順)。つまりは、せっかく事前にチケットを購入した意味なし。オフシーズンであればそこまで混雑することもないので、予約した時間に遅れたとしても難なく入場できる可能性が高いけれど、オンシーズの場合は最悪入場までに数時間待ちになることもありうるので、一番の策はやっぱりネットで予約した入場時間に遅れないこと。それに限る。

かく言う私はネットでチケットの事前購入をしたにも関わらず、予約していた入場時間に遅れてしまい、当日券購入の窓口に並び直して入場時間を変更する手続きを行った。ただ、訪れた時期が10月下旬のオフシーズンとも言えるような時期だったので、10分程度列に並ぶだけで済み、かつ訪れた時間帯に空き枠があったのですぐに入場することができた。参考までに。

バルセロナからからダリ芸術美術館へ向かう電車チケットの購入方法

ダリ芸術美術館がある場所は「フィゲラス」というダリが生まれ育った街。バルセロナから見ると約150キロ北東に位置しており、バルセロナから日帰りで足を運ぶことも十分可能。「フィゲラス(FIGUERES)」行きの電車はバルセロナの「サンツ駅(BARCELONA-SANTS)」から出発しており、以下2パターンのいずれかの方法から選ぶことができる。

  • 1)AVE利用/特急列車(片道約1時間・16.8ユーロ≒2,170円 ※当日購入)
  • 2)MD利用/通常電車(片道約2時間・12ユーロ≒1,550円 ※当日購入)

「AVE」は日本でいうと特急列車で、「MD」は鈍行列車。今回は、前者「AVE(特急列車)」で行く方法を紹介。ちなみに1)のAVE(特急列車)の乗車券は、当日購入の場合は少し割高。事前にネットで購入すると割引特典なども得られるので、もしも早めに予定を組むことができたら、こちらも美術館のチケット同様前もって購入しておくのがおすすめ。

また、特急列車と通常電車では到着駅が異なるので、利用する電車によってどの駅に到着するかも確認を。

  • AVE利用の場合:フィゲラス・ヴィラファント駅(Figueres Vilafant)に到着
  • MD利用の場合:フィゲラス駅(Figueres)に到着

ちなみに駅からダリ劇場美術館までの距離は、AVEを利用して到着する「フィゲラス・ヴィラファント駅」の方が多少近くなっている。

自動券売機で購入する場合(コンタクトレス決済の対応カード限定)

サンツ駅内にある特急チケット自動券売機

サンツ駅内にある特急チケット自動券売機

もしも手元にあるクレジットカードがコンタクトレス決済(Pay Wave)対応のものであれば、券売機で購入するのもひとつの手。ただし、コンタクトレス決済対応のカードであっても、日本のカードだと使用できないパターンもあるので注意。

ちなみに私はコンタクトレス決済対応のカード(日本発行のもの)を使い、この自動券売機での購入を5回くらい試みたものの、うまくいかずに結局窓口で購入するはめに。なので、最初から窓口に行った方が確実かもしれない。ということで以下の手順はあまり役に立たないかもしれないけれども、一応ご紹介。

サンツ駅の構内で「renfe」と書かれた上の写真のような自動券売機を探したら、以下の流れに従って購入を。

まずは最初の画面で下にある国旗から「英語(イギリス国旗)」を選択し、画面右上にある「Purchase(購入)」を選択。


その次に出てくる画面にてチケットの種類を選択。往復AVE(特急列車)を使用することが決まっている場合は「SINGLE AND RETURN(往復)」を選択。もしも行きはAVE(特急列車)を利用して帰りはMD(鈍行列車)にしたいと思っている場合は、「SINGLE」の選択でも可。

続いて目的地リストが出てくるので、「FIGUERES VL(フィゲラス・VL)」を探して選択。

往復チケットで購入する場合、最初に往路(SINGLE)のチケットから選択する。自分が希望する出発時間(「DEP」部分)の列に表示されている金額ボタンを選択。ここで、同じ出発時刻で金額が異なるものが出てくるけれども、一番安い「Turista」タイプで全く問題なし(上の画面でいうと16.80€)。ちなみに窓口で購入する際も、この「Turista」タイプの一番安いチケットが発行される。

続いて復路(RETURN)の電車のチケットも、往路と同様の手順で選択。ダリ芸術美術館の鑑賞時間はササっと見るだけなら約1〜1.5時間、すみずみまでじっくり見る場合は約3時間はかかるので、当日のスケジュールや希望鑑賞方法に合わせて、復路の電車の選択を。

往路・復路ともに電車の選択を終えたら、チケット内容の確認画面(FARE SELECTION)が表示される。ここで、自分が希望していた電車をしっかり選択できているか、きちんと確認しておこう。内容に問題なければ、画面下中央にある「座席指定(Choose seat)」を選択。

上記のような画面が表示されるので青色のシートから自分が希望するシートを選択。グレーになっているシートは、すでに先客がいるという意味。また車両を変更したい場合は、画面上側にある電車の車両部分をタッチすることで画面が別の車両の座席図へと切り替わる。

往復チケットを購入する場合は、往路(SINGLE)・復路(RETURN)と2度座席指定を行う必要がある。座席を選択し終えたら、画面右下にある「Aceptar(承認)」というボタンを選択する。

チケットの時間指定、座席指定を完了した後に出てくる画面がこちら。この画面が出たら、自動券売機右側にあるコンタクトレス決済用の黒いパネル部分にカードをタッチ。うまくいけばそのまま支払い・チケット発行が完了される。うまくいかない場合にはエラー表示が出るので、2回試してNGな場合には早々に窓口購入へと切り替えるのがベター。

窓口で購入する場合

サンツ駅内の切符販売窓口

サンツ駅内の切符販売窓口

券売機での購入が不安な場合は、最初から窓口で購入すると確実。チケット販売の窓口は、サンツ駅の構内ですぐに見つけることができるはず。ちなみに窓口によっては「現金のみ(CASH ONLY)」の支払いとなっている箇所もあるので、カードでの支払いを希望する場合には「CASH ONLY」の表示がない窓口を選ぼう。

窓口では

  • FIGUERES(フィゲラス)
  • One Way(片道)又は Return(往復)」

と伝えればスムーズに購入できる。

座席は窓口のスタッフが勝手に決めてしまうので、窓側(By Window)・通路側(Aisle)がいいなどの希望がある場合には、その旨スタッフに伝えることを忘れずに。もちろん、移動中の景色も楽しみたい場合には、迷わず窓側の選択を。

そうして購入したチケットがこちら。確認すべきは、主に上の画像の四角で囲っている部分。左側の四角で囲っている部分が、上から

  • サンツ駅の出発時刻(10:53)
  • フィゲラス・ヴィラファント駅への到着時刻(11:48)
  • 運行電車ナンバー(34073)

右の四角で囲っている部分は車両番号(8)、座席番号(3A)となる。

フィゲラスへの行き方:電車へのチェックイン

サンツ駅内にある列車情報モニター

サンツ駅内にある列車情報モニター

AVEは日本で言うと新幹線のような特急列車なので、AVE専用のゲートから入場する必要がある。まずチケットを購入した付近にプラットホーム情報を表示しているスクリーンが複数あるはずなので、そこで自分の電車のプラットホームが何番になるのかを確認。今回の場合は、6番プラットホーム。

サンツ駅内の道案内板

サンツ駅内の道案内板

プラットホーム番号を確認したら、駅構内の案内板に従ってAVE用の入場ゲートがある場所まで向かおう。ちなみに構内の案内板には、上の写真のように「AVE」と書かれているので、それも目印にしながら歩くと迷う心配がない。

特急列車のホームへ入場する際の手荷物チェックカウンター

特急列車のホームへ入場する際の手荷物チェックカウンター

AVEエリアに入るためには、入り口で空港のように持ち物検査を行う必要がある。といっても空港で行う検査よりはかなりゆるいので、基本的には手荷物をベルトに乗せてくぐらせるだけ。検査が終了したら、自分のプラットホーム番号が書かれた所へ向かう。

電車乗り入れ口に降りる直前の待合場所

電車乗り入れ口に降りる直前の待合場所

先にも確認した通り、私がサンツ駅〜フィゲラス・ヴィラファント駅に向かった時のプラットホームは「6番」。さらに6番ホームに行くと「FIGUERES」と書かれた案内板が置かれていたので、そこに並んでプラトホームに入場するチェックインを行った。この対応が毎回なのかどうかは不明だけれども、参考までに。

ホームの地面に描かれている車両番号

ホームの地面に描かれている車両番号

プラットホームに降りたら、チケットに記載されている自分の車両番号が書かれた付近で待機。上の写真が車両番号を示すマークになるので、足元に書かれた番号に注目を。

電車の窓の行き先(Figueres Vilafant)を確認

電車の窓の行き先「Figueres Vilafant」を確認

電車が到着したら、念のため行き先と車両番号が間違いないかを確認して乗り込む。自分の座席を見つけて無事席に着いたら、この後は約1時間の電車の旅のお楽しみを。

フィゲラス・ヴィラファント駅からダリ劇場美術館までの行き方

Figueres Vilafant駅の外観

Figueres Vilafant駅の外観

AVEを利用してでダリ劇場美術館へ向かう際に到着する駅が、こちらのフィゲラス・ヴィラファント駅。駅のまわりには特に目立ったものはなく、家畜がいるのか牛っぽいにおいが漂っている、のどかな雰囲気。ここからダリ劇場美術館に向かって、約20分歩く。距離にして約1.5km。

上の地図がフィゲラス・ヴィラファント駅からダリ劇場美術館までの参考ルート。ちなみにローカルトレイン・MDを利用した際に到着するフィゲラス駅(Figueres)からの行き方ではないのでご注意を。フィゲラス・ヴィラファント駅からダリ劇場美術館までの道は、駅を出て右に向かって進み、基本的に真っ直ぐなのでわかりやすい。

ダリ劇場美術館のすぐ近くにある建物

ダリ劇場美術館のすぐ近くにある建物

ダリ劇場美術館までもうすぐ、という所で突如現れるのがこのメルヘンな牛が踊っているように飾られている建物。そのお隣はメリーゴーラウンドの馬。この建物を正面に見て左側に進むと、度肝を抜く外観のダリ劇場美術館が目に入ってくる。

ユニークなアートを感じることができる、ダリワールド全開のダリ劇場美術館へ!

ダリ劇場美術館

ということで、無事にダリ劇場美術館へ到着。あとは、摩訶不思議なダリワールドを存分にご堪能を。

ダリ劇場美術館周辺には記事内でも紹介したガーラに捧げたお城「プボル城」や、ダリがガーラと晩年を過ごした「ダリの家(卵の家)」などのスポットもあるので、この辺りに1泊してダリのアートや人生にどっぷり浸かるプランもおすすめ。

ダリが好きでもそうでなくても、一度は訪れたい、世にも奇妙で魅力あふれるダリ劇場美術館。エンターテイメント溢れるダリワールドに、あなたもきっと虜になってしまうだろう。

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