サラエボ観光でしたい15のこと:必見スポットやローカルグルメ、ナイトライフまで
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13.旧市街でのナイトライフを楽しむ
日が暮れてサラエボ旧市街に出てみると、また昼とは違った顔を見ることができる。若者たちがシーシャ(水タバコ)を片手にカフェやバーにたむろし、これまたゆったりとおしゃべりを楽しんでいる光景だ。
昼間がコーヒートーク・タイムならば、夜はシーシャトーク・タイムだ。そう、特に何をするでもない。相変わらずただ集まって、話すこと自体を楽しんでいるのだ。
そんなサラエボ流のナイトライフ、ゆったりとした雰囲気にどっぷりと浸かりながら、あなたも存分にチルって行って欲しい。
不思議な感覚を味わえるバー「Gold Fish」も必見
ちなみにサラエボ旧市街に数あるバーの中でも、ちょっと変わったバーに行ってみたい時にはぜひ「Gold Fish(現地では:Zlatna ribica)」というバーへ。
足を踏み入れた瞬間から、現実とはかけ離れた世界に入り込んだ気分に浸ることができる。そして店名にもなっている金魚(Gold Fish)、店内の水槽でバーの主であるがごとく優雅に泳いでいるので、見かけたら挨拶しておこう。
- サラエボでおすすめのナイトライフ紹介は、「サラエボグルメならここへ行け」記事にて
14.Yellow Fortressから絶景を眺める
サラエボの絶景スポットと言えばケーブルカーを利用して行く「トレベヴィッチ展望台(Trebevićka)」や、旧市街から少し離れた場所にある「アヴァズ・ツイストタワー(Avaz Twist Tower)」などいくつかあるけれど、最も気軽に行けるのがこの「Yellow Fortress(現地では:Žuta Tabija/ズータ・タビヤ)」。
セビリ広場から少し坂を登って約10〜15分くらいで行ける丘になっていて、ここからは旧市街全体を見渡すことができる。
丘の上にはオープンカフェがあり、晴れた日には眼下にサラエボの街を拝みながら、何とも気持ちのいい時間を過ごすことができる。ちなみに夜になるとテラスにオレンジの明かりが灯り、カフェ全体がムーディーに。昼と夜とで変わるサラエボの景色を楽しんでみるのももちろんおすすめ。
15.ボスニア紛争で犠牲になった人を埋葬する墓地へ行く
先に紹介したYellow Fortressに行く道中、セビリ広場から歩いて5分位の場所に、ボスニア紛争で犠牲になった人を埋葬している墓地がある。多くの墓碑で1992年〜1995年の文字が刻まれているのを確認することができ、中には10代、20代などの若さで亡くなった人も大勢いることが分かる。
こんな墓地も、サラエボに来たら見ておくべき景色の一つだと思うので、ぜひ足を運んでその目で見てほしい。
サラエボ観光では、現地の人の心の温かさも感じてほしい
今回紹介したように、サラエボ観光では見どころ、体験するべきことが目白押しだ。ボスニア・ヘルツェゴビナの中でも、サラエボは、歴史、文化どれをとってもピカイチにユニーク。そして特筆すべきことは、サラエボに住む人たちの心の温かさ。今までフレンドリーな気質の国にそれなりに訪れたことがあると思う私でも、サラエボの人たちの心の温かさには心の底から感激した。
もうすでにご存知の通り、彼らは人とのコミュニケーションをとても大事にして生きている。だからなのかは分からないけど、とにかく、一つ一つの行動にしっかりと体温を感じるのだ。こんなに人の心の温かさを感じる体験は、めったにできることではないと思う。サラエボを訪れた際には、そんなサラエボの人たちの心の温かさも、ぜひ感じて行ってほしい。
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