バリ離島レンボンガン島の人気観光地「ドリームビーチ」果たして本当に夢の砂浜なのか?
バリから東に約18km、人口約5,000人の小さな島「レンボンガン島」。手付かずの自然が魅力と言われているこの島で1〜2位を争う人気観光地が「ドリームビーチ」。日本語でいうと「夢の砂浜」という何とも大それた名前が付いているこのビーチ、果たして本当に名前に負けず夢のようなビーチなのか、その正体と共に魅力をレポート。
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ドリームビーチの正体1:意外にこじんまり
「夢のビーチ」という夢を抱かずにはいられないような名前が付いているこのビーチ。個人的にはさぞかし真っ白で開けた長い長いロングビーチが広がっているのかと思いながら足を運んでみると、いざ到着してみるとそのこじんまりさに拍子抜け。「あれ、ドリームビーチ、めっちゃ小さいぞ」が最初の感想。
そう、ドリームビーチは、意外にも小さい。これ観光客がどっと押し寄せたら足場もなくなって偉いことになるな、と容易に想像できちゃうサイズの、こじんまりとしている可愛らしいのが、夢の砂浜ことドリームビーチ。
ドリームビーチの正体2:激しく観光地
「あれ、小さいぞ」の次に胸に湧いた言葉は、「うわ〜めっちゃ観光地〜!」。そう、レンボンガン島きっての人気観光スポットであるドリームビーチは、ものすごく分かりやすく観光地化されている。
ビーチにはよく観光地で見るような「DREAM」というカラフルな文字が飾られているし、分かりやすくインスタ映えするベンチやパラソルが完備されているビーチハウスやカフェもある。「海で泳ぐのは正直気が向かないんだよね」という人の受け入れ体制だって抜群。そんな方はドリームビーチの少し上に建てられているビーチハウスにあるプールへどうぞ。
そして「夢の砂浜」という人気の地位を獲得しているが故、観光客が絶えず訪れるドリームビーチ。欧米人は砂浜に寝転がってチルアウト。その他多数の中国人または韓国人観光客が、ツアーと思われる車に乗って入れ替わり立ち替わり立ち寄っては波際で写真撮影大会という光景を目にすることができる。
余談だけれど、レンボンガン島の各観光地には、ものすごい数の中国人がいたことが印象的。きっとバリからの日帰りツアーなどで連日多くの中国人観光客が訪れているんだと思われる。ドリームビーチでは、欧米人とアジア人のビーチでの過ごし方の違いを観察するのも、ある意味面白い。
ドリームビーチの正体3:夢に出てくるような高波と遊べる場所
ドリームビーチに関してちょっとネガティブ系レビューが続いてしまったけれど、ドリームビーチの最大の魅力といえば、何といおうと夢のようなビッグウェーブ!
日本ではあまり見ることのないかもしれない(?)力強い波がザッパンザッパンビーチに押し寄せてくる。ちなみに私の地元沖縄でこんな荒波を見たのは、台風に直撃されて自宅待機を推奨されている時くらいしか記憶にない。
でもここドリームビーチでは、ゴーンゴーンという轟音を響かせ、白い泡をシュワシュワと吹き出しながら、これでもかというほどの波がとめどなく押し寄せる。そのダイナミックさから「自然が魅せるスペクタクル・ショー」と呼んでもいい位のその光景は、大袈裟でなく何時間でも眺め続けていられる。これぞ、ワンダフルな自然の産物。
ビーチに座ってそのスペクタクルな「ビッグ・ウェーブ・ショー」を堪能するもよし、そのクールな波をバックにインスタジェニックな写真を撮るもよし、もしくは直接海に入って、高波プレイを楽しむのもよし。楽しみ方はそれぞれだけれども、ドリームビーチに来たらとにかくこの大迫力のビッグ・ウェーブを満足いくまで堪能してほしい。
ちなみに人気観光地といってもライフガードなどは常駐していないので、海に入っての高波プレイは自己責任でね。
ドリームビーチの位置:レンボンガン島の南西側
ドリームビーチがある場所は、レンボンガン島の南西側。近くには人気観光地「デビルズ・ティアーズ」や「サンセット・ビーチ」「サンディ・ベイ」などもあるので、合わせて観光するのもおすすめ。ちなみに「デビルズ・ティアーズ」はドリームビーチのすぐ隣にあるので、ビーチを訪れる前後に気軽に足を運ぶことができる。
結論:ドリームビーチ、おすすめ
ドリームビーチ、激しく観光地化されているけれども、ビーチに押し寄せるビッグウェーブの数々は、色んなことを差し置いても魅力的。レンボンガン島を訪れたら、やっぱり見逃すわけにはいかない、おすすめのスポット!
ドリームビーチに足を運ぶ際のおすすめプラン
ドリームビーチに足を運ぶ際のおすすめプランは、昼過ぎからドリームビーチでまったりして(ここでは欧米人スタイルで、ビーチに寝そべって数時間まったり)、デビルズ・ティアーズでまたドリームビーチとは異なる自然の大迫力ショーを堪能、そのまま夕日の時間に合わせて近くにあるサンセッスポットでサンセット・ショーを眺めること。
これでレンボンガン島での1日はあっという間に終わってしまうはず。だから日帰りでバリ島まで戻ってしまうのはもったいない。レンボンガン島では星空もとってもきれいに見ることができるので、最低でも1泊はして、時間ごとに異なる自然をじっくり味わうのがおすすめ。
レンボンガン島ってどんな島?
バリ島東側「サヌール」という港からボートで約40分ほどの場所にあるのが「レンボンガン島」。バリからのアクセスも良好で、バリに比べるとそこまで混んでもいなく、欧米人を中心に多くの観光客を魅了している小さな島。主な観光客は欧米人(特にヨーロッパ)と中国人というのが2019年6月時点での印象。日本人にはまだまだ知られていないこの小さな島・レンボンガン島、バリ島発のツアーも多く開催されているので、ぜひ足を伸ばしてみてくださいね。
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