深すぎるロンドンの地下鉄、移動時は常に小旅行気分
ロンドンに来て驚いたことの一つといえば、地下鉄の深さ。
東京でも都営大江戸線に乗る時はいつも「深いなぁ、潜るなぁ」と思っていたけれど、ロンドンではどれも都営大江戸線並、もしくはそれ以上深い地点で列車が走っているように感じる(実際に調べていないからわからないけど)。
ロンドン地下鉄のエスカレーターは「普通」が長い
ロンドンの地下鉄駅から地上に出るまでは、とにかく長い。毎回「よし、登るぞ」とほぼ無意識に気合を入れている。
終点が遠すぎて、スタート地点から見えないこともしばしば。混雑時に間違えて左ルートを取ってしまうと、果てしなく思えるほど長い階段を登ることになる。
地上に出る道のりは小旅行気分
そしてロンドンにある地下鉄のどのエスカレーターも、結構な急勾配。起点から終点が見えないので、いつもちょっとした“トリップ気分”を味わっている。
毎回地上に出る度「はぁ〜!」と外の新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込むのが気持ちがいい。暗くて閉鎖的な地下から解放されて、自由の喜びを味わう感じ。
そんなことも、ロンドンの地下鉄を利用するちょっとした醍醐味かもしれない。
【トリビア】ラッシュ時の満員電車でも、なぜか座席の前に詰めないロンドナー
ちょっと話は脱線するけれど(列車だけに…)、ロンドンの地下鉄マナーでどうしても不思議なことが一つだけある。それは「どんなに混雑していてもなぜか座席の前に立とうとはしない」こと。
どんなに混雑していてもほとんどの人がドアの前に集中して立ち、ぎゅうぎゅうのすし詰め状態での移動を耐え忍んでいる。
座席の前はガラガラ状態にも関わらず。
座席の前まで詰めて立てば、もっと広々と車両の中で過ごせるのに。
「奥まで詰めると目的の駅で降りれなくなる」ということを恐れている説が今の所濃厚なのだけど、東京の満員電車ででも降りれなかったことがほぼないことを考えると、ロンドンでも同じように降り過ごすことはないと思うんだけどどうなんだろう。
ドアの前は過激に密集、座席の前は悠々広々。
何とも不思議で興味深いロンドナー達の光景だ。
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