英会話:日本の母の日を英語で説明(Mother’s day in Japan)

この記事は、中途半端な英語(日常生活に支障のないレベル)を話す私がきちんとした英語を話すために始めたオンライン英会話レッスンの備忘録です。目指すは脱・Broken English。


毎年5月の第2日曜日は、母の日! ということでゴールデンウィークに引き続き、日本の母の日について外国人に英語で説明してみよう。解説なしの全文は記事最後にあります。

※英語の和訳は直訳ではなく、より自然な日本語になるように意訳している部分もあります。

1.母の日の存在について英語で説明

■Every 2nd Sunday of May, we celebrate Mother’s day in Japan.
(毎年5月の第2日曜日、日本では母の日をお祝いするんだよ。)

【メモ】
ゴーデンウィークの存在を説明した時のように、母の日があることを説明する場合にも「Celebrate」で表現。祝日や特別な日があることを英語で説明する際には「Celebrate」という単語が好相性。

2.母の日の一般的な祝い方について英語で説明

■To show (our) gratitude for our mothers, we usually give flowers especially carnations as a gift.
(お母さんに感謝の気持ちを伝えるために花を贈るのが一般的なんだけど、特にカーネーションが定番かな。)

【メモ】
文の始めに入っている(our)は省略しても大丈夫だけど、入っているとより的確。「flowes」と「carnations」に「s」がついて複数形になっているのは、特に「1つの」と限定する必要がなく一般的に「花」と「カーネーション」と説明しているため。

3.母の日の個人的な祝い方について英語で説明

■In my case, usually cannot celebrate Mother’s day with my mom because I’m living far from her for years.
(私の場合、母の日をお母さんと一緒に過ごすことは大体できないんだよね。もう何年もお母さんと遠く離れて暮らしているからさぁ。)

【メモ】
「In my case」を始めに伝えることで、あくまで個人的な祝い方だよってことを強調。

■So, I only/just send a thank you card or a gift for her to express my gratitude and thanking her for being the best mom for me.
(だからいつも、「私にとって最高の母親でいてくれてありがとう」っていう感謝の気持ちを込めてメッセージカードかプレゼントを送るくらいかな。)

【メモ】
「a message card」ではなく「a thank you card」になっているのは、感謝の気持ちを伝えるためのカード(手紙)だということを明確にするため。「a message card」だと、何のメッセージを送るのかがぼんやり。

「a Birthday card」、「a Christmas card」、「a New Year card」、「a Greeting card」などなど、英語でカード(手紙)を説明する際には“何のメッセージを送るカードか”を明確にして伝えるのが一般的。

母の日は感謝の気持ちを伝える日なので、ここでは「a thank you card」と表現。

■If I lived close to my mom, I would take her out to eat on her favorite restaurant and have some special lunch or dinner.
(もし(私が)お母さんの近くで暮らしていたとしたら、お母さんの好きなレストランに連れて行って、ランチかディナーを食べるかな。)

【メモ】
「お母さんの好きなレストラン」と限定せずに、ただ単純に「レストランに連れて行く」と言う場合には「on her favorite restaurant」ではなく「on a restrant」という表現でOK。

「今回の」母の日の過ごし方について英語で説明する場合には「I’m thinkig〜」で

■I’m thinking of/about taking my mom out to eat something special in this coming Mother’s day.
(くる母の日には、何か特別なご飯を食べに連れて行こうかなって考えてるよ)

【メモ】
I’m thinking〜と現在進行形で表現することで「まさに今考えている所」と臨場感を帯びた表現に。「考えているナウ」的な感じ(もうこの表現古いかな?)。

「in this coming Mother’s day」という「coming」を取り入れた表現は、母の日がもうすぐそこに迫っている場合に有効。この会話が母の日の1カ月前など少し前に行われている場合には「in this Mother’s day」や「in this time」などを使って「今回は」と表現。

また先の例のように「レストランで」と具体的な場所も特に考えていない場合や特に詳しく説明する必要もないかなという場合には「to eat something special(何か特別なご飯でも食べようかなぁ)」でOK。

4.相手の母の日について英語で質問

■How about your country’s? Do you have Mother’s day as well?
(あなたの国ではどんな感じ? 日本と同じように母の日ってある?)

【メモ】
ここでは、一通り自分の国での母の日について説明した後にする質問を前提としているので「How about your county’s?(あなたの国ではどう?)」と質問。

この例文の最後に「as well (too)」が付いているも、この理由から。“私の国と同じように”母の日ってある?と質問。

ただ単純に「あなたの国に母の日ってある?」と聞く場合は「Do you have Mother’s day in your country?」だけでOK。

■How do you celebrate Mother’s day in your country?
(あなたの国ではどんな風にして母の日を過ごすの/お祝いするの?)

【メモ】
「どのように」過ごすのかを尋ねる場合には「How」と聞くのが適切。「何をして」過ごすの?と具体的に聞きたい場合には「What」を使用して「What do you usualy do on Mother’s day in your country」と尋ねる(どちらの質問をしたとしても返ってくる返事はきっと同じだけど…!)。

【+α】母の日の由来・カーネーションを贈る理由について英語で説明

さてここからはちょっと番外編。母の日の由来やカーネーションを贈る理由について興味があって、それについて外国人と話してみたいという場合にはおすすめ。

私はこの話題についてオンライン英会話の先生に話したら「intersting!」と興味を持ってもらえました:) ここに関しては解説ほぼゼロで記録だけ残しておきます。

母の日の由来とカーネーションを贈る理由

■Celebrating Mother’s day in Japan was influenced by the United States after world war Ⅱ.
(日本の母の日は第二次世界戦争後にアメリカに影響を受けて始まったんだよ。)

【メモ】
World war Ⅱの「Ⅱ」は「Two」と読む。「Second」じゃないよ。

■There is a story that there was a woman, named Anna, whose mom passed away.
(母親を亡くしたアンナという一人の女性の話があってね。)

■Every death anniversary of her mom, she used to go to the church with a white carnation flower on her chest to show gratitude for her mother as the white carnation is her mother’s favourite flower.
(毎年母親の命日には、アンナはお母さんへの感謝の思いを示すために一輪の白いカーネーションを胸につけて教会に行ってたんだって。白いカーネーションはアンナの母親のお気に入りの花だったからね。)

■Many people were impressed by her attitude for her mother and started to practice/imitate what she was doing and this habit was spread to America and after world war two, we Japanese started to celebrate mother’s day.
(多くの人がそんなアンナの母親を敬う気持ちに感銘を受けて、彼女の行動を真似するようになったんだ。こうして母の日の習慣がアメリカ全土に広がっていき、第二次世界大戦後に日本でも母の日をお祝いするようになったんだよ。)

■So White carnations are supposed to be given for their mother who passed away like American women Anna did and Red carnations are supposed to be given for their mother who is still celebrating mother’s day/who is still alive.
(そして白いカーネーションはアンナがしていたように亡くなった母親へ、赤いカーネーションは今でも元気に一緒母の日を祝う母親/今でも元気な母親に対して贈るっていうのが一応の習わしとされているんだよ。)

母の日の由来やカーネーションを贈る意味に対して自分の考えを説明

■But I think it doesn’t matter what colour or kind of flower should we give. Anything would be okay.
(でもぶっちゃけ何色でどんな種類の花を贈るべきとか、どうでもいいよね。何を贈っても良いはずなんだけど。)

■The important thing is to show our gratitude for our mother and tell them how we appreciate them for being the best mom for us.
(大事なのは、母親に対する感謝の気持ちを示すこと、最高の母親でいてくれることをどれだけありがたく思っているかって伝えることだよね。)

まとめ:母の日を英語で説明・全文

Every 2nd Sunday of May, we celebrate Mother’s day in Japan.
(毎年5月の第2日曜日、日本では母の日をお祝いするんだよ。)

To show (our) gratitude for our mothers, we usually give flowers especially carnations as a gift.
(お母さんに感謝の気持ちを伝えるために花を贈るのが一般的なんだけど、特にカーネーションが定番かな。)

I’m thinking of/about taking my mom out to eat something special in this coming Mother’s day.
(くる母の日には、何か特別なご飯を食べに連れて行こうかなって考えてるよ。)

又は

In my case, usually cannot celebrate Mother’s day with my mom because I’m living far from her for years.
(私の場合、母の日をお母さんと一緒に過ごすことは大体できないんだよね。もう何年もお母さんと遠く離れて暮らしているからさぁ。)

So, I only/just send a thank you card or a gift for her to express my gratitude and thank her for being the best mom for me.
(だからいつも、「私にとって最高の母親でいてくれてありがとう」っていう感謝の気持ちを込めてメッセージカードかプレゼントを送るくらいかな。)

If I lived close to my mom, I would take her out to eat at her favourite restaurant and have some special lunch or dinner.
(もし(私が)お母さんの近くで暮らしていたとしたら、お母さんの好きなレストランに連れて行って、ランチかディナーを食べるかな。)

How about your country’s? Do you have Mother’s day as well?
(あなたの国ではどんな感じ? 日本と同じように母の日ってある?)

How do you celebrate Mother’s day in your country?
(あなたの国ではどんな風にして母の日を過ごすの/お祝いするの?)


こんな会話をした後に、「You know what?」と切り出して+αで紹介した母の日の由来やカーネーションを贈る理由について話してみると、さらに会話が盛り上がるかもしれません:) 外国人のお友だちと、ぜひ話してみてくださいね。

おまけの小話:フィリピンでの母の日について

私のオンライン英会話レッスンの先生はフィリピン人。ということで彼女にフィリピンでの母の日について聞いてみたところ、日本とだいたい同じだという返答。

母の日にサンキューカードを贈るのは定番で、その他には家族でケーキを食べたりレストランに行ったり、花やプレゼントを贈ったりして過ごすそう。

なんだ全く一緒じゃん!って思うけど、言葉は違えど母親への愛って普遍的なんだねっていう当たり前っちゃ当たり前なことなんだけど思わずじーんと感動。

そこからさらに「ところであなたのお母さんってどんな人?」なんて会話になって盛り上がりそう(私の場合はタイムリミットで聞けなかった)。

母の日の過ごし方は一緒だとしても、母親像に関しては“お国柄”がありそうでさらに興味深い。フィリピンの母親像って、どんなんなんだろうなぁ〜:)

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