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フヴァル港と街並み

クロアチア・フヴァル島の魅力&観光スポット7:リゾート・歴史・パーティ三昧の島

フヴァルタウンの魅力4:街の至る所でラベンダーの香りがする

フヴァルタウンでラベンダーグッズを販売している露店

ラベンダーグッズを販売している露店

別名「ラベンダーの島」と呼ばれるほど、フヴァル島はラベンダーの栽培が盛んな島。観光業と漁業に次いで盛んな産業で、ラベンダーはフヴァル島の経済を支える重要な役割も果たしている。

フヴァルタウンのあちこちで販売されているラベンダーアイテム

フヴァル島ラベンダーグッズ

ラベンダーのポプリ

フヴァル島ラベンダーグッズ

ビニールに入ったタイプも

フヴァルタウンを歩いているとふわっと優しいラベンダーの香りに出会うことも多く、その度にほわっと癒される。その場で立ち止まって、思いっきり深呼吸したくなるほど!

眩しい太陽とラベンダーの香りで、心がどんどんまぁるくなっていくのを感じる。

そんな優しいラベンダーの香りを街のあちこちで感じることができるのも、フヴァルタウンならではの魅力:)

フヴァルタウンの魅力5:世界でここだけ「幻のレース」

フヴァル聖ベネディクト修道院のレース

こちらが幻のレースでございます

フヴァルタウン聖ベネディクト修道院の外観

レースが展示されている聖ベネディクト修道院

フヴァルタウンには、世界無形文化遺産に指定されている「幻のレース」がある。その幻のレースを拝めるのは、フヴァルタウンの路地裏にひっそり佇む聖ベネディクト修道院。

リュウゼツラン

レースの材料はこの巨大アロエ的な植物「リュウゼツラン」

幻のレースはリュウゼツランという植物からとれる繊維で紡がれたもので、聖ベネディクト修道院内には数々のレース作品が展示されている。

直径15センチ程のレースを仕上げるのに約1カ月

フヴァル聖ベネディクト修道院のレース

エレガントで繊細

写真のような直径15センチ程の作品を完成させるのに必要な期間は「1日5時間レースを編み続けて1カ月程度」と、私が訪れた際に受付にいた修道女の方が説明してくれた。

ちなみに2017年現在この聖ベネディクト修道院には7人の修道女がいて、レースを紡ぐ技術は先輩の修道女から代々受け継がれてきたのだそう。

レース1つ1つが世界に1つだけのオリジナル

フヴァル聖ベネディクト修道院のレース

1つ1つが唯一無二のオリジナル

紡ぎ方にいくつかのルールはあるけれど、決められたデザインはないのがこのレースの特徴。感性のままにレースを紡いでいくので、1つ1つが世界に1つだけのオリジナル(!)

ちなみにこのレースは主に鑑賞用。額に入れて壁に飾るなどするのが主な使い道だそう。フヴァル島でしか見ることができない繊細で美しいレース、必見。

■聖ベネディクト修道院
見学料:10kn(約180円)
見学時間:10時〜12時、17時〜19時
休館日:日曜日

フヴァルタウンの魅力6:夕日がきれい!

フヴァルタウン西側のビーチで見ることができる夕日

フヴァルタウン西側のビーチで見ることができる夕日

フヴァルタウン西側の海沿いを歩けば、パーフェクトな夕日を拝めるスポットがたくさんある。

フヴァルタウン西側のビーチで見ることができる夕日

ゆったりベッドもあり(有料)。海水浴中の休憩ポイントとしても

道沿いには無料で座れるベンチもたくさん設置されているので、ゆったり座りながらサンセットタイムを楽しむことができる。ビールやカクテルを持参すれば、こちらもまたパーフェクトなチリングタイムに。

日が沈んだ直後のマジカルビューも楽しんで

フヴァルタウンの夕暮れ

美しき静寂がただよう夕暮れの海

日が沈んだ直後、空がピンク〜パープルと変化していく際にフヴァルタウンが魅せる表情も必見。

ダイヤモンドみたいに眩しかった昼間の様子が一転。多くの船が港に戻り、海で泳ぐ人もいなくなる。

海全体がシーンと静かな静寂に包まれていて、これぞまさにマジック・アワー! 1日の中で、この昼でも夜でもない“まどろみ”の瞬間が一番好き。

満月で照らされたフヴァル港

フヴァルタウンの夜の始まり

私が滞在していた時はちょうど満月のタイミングで、月の光に照らされた海もとってもきれいだった。

フヴァルタウンの魅力7:連日連夜、パーティ三昧

ウヴァルタウン西側のビーチにある有名なクラブカフェ「Hula-Hula」

ウヴァルタウン西側のビーチにある有名なクラブバー「Hula-Hula」

シーズン中のフヴァルタウンは、パーティピーポーが集まる島としても有名。確かにその通り、中心地にはいくつかのミュージックバーやクラブが点在し、深夜まで大音量でノリノリな音楽が流されている。

人であふれかえる夜のフヴァルタウン

人であふれ返る夜のフヴァルタウン

うっかりフヴァルタウンの中心地に宿をとってしまうと(←私)、夜中まで大音量ミュージックとパリピな皆さんのウェイウェイボイスを聴くことに。

「静かな夜を過ごしたい」と願う人は、中心地から離れた場所に宿の確保を。

でもパリピなあなたなら、フヴァルタウンは絶対に訪れるべき場所! 昼間は最高にきれいな海で泳ぎ、夜になったらミュージックガンガン、乾杯ウェーイ!の両方を楽しむことができる。

シーズン中はほぼ連日深夜まで盛り上がっているので、パーティ好き/賑やかな雰囲気が好きな人にはたまらない島!

おまけの魅力:年間日照時間2,724時間!クロアチア一明るい島

フヴァルタウンの港

とにかく明るいフヴァルタウン!

最後はフヴァル島に関する豆知識:) フヴァル島の年間日照時間の平均は2,724時間(※)で、クロアチア一太陽の日差しを感じることができる島。

※Lonely planet調べ

フヴァルタウンの海沿いにある銅像

海沿いには日光浴を楽しんでいる(?)銅像も

日本で年間日照時間が最も長い県は埼玉県で、2,366時間(※)。そんな埼玉県よりフヴァル島は約300時間も長い! そんな明るいイメージがあるからこそ、リゾート&パーティの島と呼ばれているのかもしれない。

※都道府県格付研究所調べ

補足情報:フヴァルタウンは色んなものの価格もピカイチ

フヴァルタウンの路地裏

聖ステパノ広場近くにある路地裏のカフェ

さて今回紹介したフヴァルタウン。さすがの人気リゾート地だけあって、ホテルもB&Bも、食事もドリンクも、何もかもが他のクロアチアと比べると高価格。食べ物によっては1.5倍から2倍以上の値段がついていることもあるので心づもりを。

それでも大大大人気なフヴァルタウン! シーズン中は連日連夜、バカンスを求める観光客で大にぎわいなのでございます。

Info:フヴァル島までの行き方
フヴァル港に停泊するヤドロニーヤ

フヴァル港に停泊するヤドロニーヤ

フヴァル島までのアクセスは、スプリットからフェリー又はスピードボートで行くのが一般的。船はクロアチアの主要船舶会社、ヤドロニーヤ又はキロを利用。

【フヴァル島へ移動する船を出している船舶会社】
JADROLINIJA(ヤドロニーヤ)
KRILO(キロ)
※キロは便数が少ないので、ヤドロニーヤの方が何かと便利。

【料金】
・ヤドロニーヤ:100kn(約1,800円)
(早朝、夜など、便によっては50kn/約900円の場合も)

・キロ:55kn(約990円)
(ローシーズン中は40kn/約720円)

【所用時間】
・ヤドロニーヤの場合:約1時間5分
・キロの場合:約1時間25分

【移動時の注意事項】
※ハイシーズン中はチケットが売り切れる場合あり。心配な場合はオンラインで事前に購入しておくと安心です。

※ハイシーズン中はとにかく混みます。乗客の乗り降りにかなり時間がかかるので、船の出港・入港時間が予定より大幅に遅れることも頻繁に発生。

前後の予定は詰めすぎずに、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。

(私は実際にフェリーが遅れたことによってスプリット発のバスを1本乗り過ごしてしまい、新たにバスチケットを購入しなければいけませんでした)

※最終的な料金や時刻は公式ページで必ず確認してください。

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