ローマの深夜バスを初体験。待ち受けていたのはホームレスの乗り合いバス
前回の記事で紹介したInterNationsのパーティで出会った素敵な女友だちのお家に遊びに行った時の話。
彼女の元々の出身国はスリランカなのだけど、ロンドンで生まれてロンドンで育った、生粋のロンドンっ子。そんな彼女は長身、スリム、容姿端麗。加えて性格はものすごく優しくて、チャーミングで魅力的。
初めて会った時、モデルなのかと思ったくらいゴージャスな女性(実際にモデルをしてたこともあったみたいなのだけど、モノみたいに扱われるのが嫌ですぐにやめたらしい)。
ローマに住んでいるのは、旦那さんのお仕事の関係で。ちなみに旦那さんは超多忙なエリートイタリア人。そんな全てにおいてパーフェクトな彼女は、私が4月からロンドンに行くことにものすごく興奮してくれ、家探しのアドバイスやロンドンでの過ごし方など本当に丁寧に教えてくれた。
私のことをいつも気にかけてくれ、お茶やご飯にもしょっちゅう誘ってくれる。本当に涙が出るくらい優しい彼女(泣)。そんな彼女の家に遊びに行った時、おしゃべりが止まらなくて遂に私はローマでの深夜バスデビューを果たしました。
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深夜バスの話の前に、彼女からの素敵なカクテルのおもてなしのご紹介
彼女は私と同じくInterNationsのパーティをどこか出会い系な雰囲気がすると感じていて、もっとカジュアルに出会いを楽しみたいと考えた結果、彼女自身がイベントのオーガナイズすることを決断したそう。
その内容はカクテルパーティで、参加者同士がカクテルを一緒に作るというもの。「初めて会った人同士でも、何かを一緒にすることで一気に仲良くなれるでしょ?」と話す彼女もまた可愛い。
そして彼女自身が学生時代バーでアルバイトをしていたこともあり、カクテル作りは得意分野なのだそう。私が家にお邪魔した時には、マルガリータをピンクグレープフルーツで作る実験が行われた(通常マルガリータはレモンで作る)。
「フッキータ」を作りましょ♪
私がカクテルシェイクそんなにしたことないと伝えると「じゃあレクチャーするからやってみて」と手取り足とり教えてくれた彼女。すべての工程を写真に撮ってなくて残念だけど、こんな感じで作らせていただきました。
1:シェーカーに材料を入れてシェイクする
氷、テキーラ、何かの甘いリキュール(忘れた…)、フレッシュピンクグレープフルーツの果汁をシェーカーに入れたら、思いっきりシェイク。
「ふきの、思いっきり振って!もっと!」
と応援上手な彼女に乗せられ、めちゃくちゃ振る私。そんな私を冷静に撮影する彼女。何とも素敵な時間。
そしてシェーカーが持てないくらいキンキンに冷えたら、シェーカーのサイドに強烈な平手打ちを放って開ける。中はこんな感じ。
この時、シェーカーのサイドをパーンと強く叩かないと蓋が開かない! ちょとヒクぐらいパーーン!と叩くから、これはこれでまた楽しい。
2:そのままピッチャーに注ぐ
通常はこのままグラスに注ぐそうなのだけど、今回はベリーもミックスするということでピッチャーに注ぐことにした。
「こんなこと普通しないから真似しないでね!」と気まずそうに話す彼女だったけど、カクテル素人の私からしたら全く問題ない。だってベリー、可愛いじゃん?
3.グラスの淵には塩の代わりに砂糖
そして予め淵に砂糖をつけておいたグラスに注いだら出来上がり。ピンクグレープフルーツ使ってるから、このマルガリータ何て呼ぼうか?と質問してみると、「そりゃ、フッキータじゃん?」と答えた彼女。
ありがたきお言葉をそのまま頂戴し、私たちはフッキータを片手にピザやアーモンドを頬張り、会話に花を咲かせる。
気づけば終電とっくに終わってる。ということで本題の深夜バスに挑戦
楽しい時間はあっという間。気づけば夜の12時を回っていた。彼女は泊まっていっていいよと何度も言ってくれたけど、翌朝ちょっと仕事をしたかったので深夜バスで帰ることに。
ちなみにローマの地下鉄はこんな感じ
ローマの地下鉄はかなりシンプルで、A線とB線をメインに使う。ターミナル駅はA線とB線が交差する「Termini(テルミニ)」駅で、ヨーロッパの中でも屈指の巨大駅らしい。
そして私のアパートがあるのは地下鉄B線の「 Bologna(ボローニャ) 」駅で、彼女の家はB線の終着「Laurentina(ラウレンティーナ)」駅。地下鉄で約30〜40分位の移動距離。
最終電車の時刻ははっきり覚えてないのだけど、Google先生に聞いたら12時前には終わっていた。ということで帰る手段は深夜バスかタクシー。
タクシーの料金もそんなに高くないと聞いていたので、Uber呼べるか聞いてみたけどローマでやったことないから分からないとのこと。
ということで深夜バスで帰ることにした
ないものはないので、残された手段は深夜バス。ローマでは、本数は少ないものの深夜でも街中をつなぐバスが走っているので、帰ることは可能。
「今まで深夜バス乗ったことないから、本当に大丈夫か分からない…」と心配してくれた彼女にお礼を言いつつ、深夜のバス停に向かっていった。
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