インドのアーユルヴェーダ化粧品「ヒマラヤ」

インド土産に必須:アーユルヴェーダコスメ「ヒマラヤ」おすすめランキング

インドに行けば色々とびっくりすることが多いけれど、女子・婦人はさらに、インドに伝わるアーユルヴェーダコスメの威力にも驚くことになる。それはズバリ、驚きのロープライスかつ驚きのハイパフォーマンス。

そんなアーユルヴェーダコスメの中でも特に人気なのが「ヒマラヤ」シリーズ。今回はそんなヒマラヤコスメについてをメインに、個人的に使ってみた使用感から、特に誰も驚かないであろうパーソナルなおすすめコスメランキングをご紹介。

アーユルヴェーダコスメは「インド版・漢方コスメ」のようなもの

アーユルヴェーダ化粧品「ヒマラヤ」

アーユルヴェーダ化粧品「ヒマラヤ」と「カーディ・ナチュラル・ヘルスケア」

まずは簡単にアーユルヴェーダコスメとは?について。アーユルヴェーダコスメは、語弊を恐れずにいうと「インド版の漢方コスメ」。

漢方ならぬ「ハーブ」の持つ力を生かした化粧品で、もちろんノンケミカル(無添加)かつ100%天然ハーブ由来の成分。いわゆる人にも環境にも優しいオーガニックコスメ、そう、それがアーユルヴェーダコスメ。

ただしアーユルヴェーダコスメはシンプルなオーガニックプロダクツにとどまらず、5,000年以上もの歴史を持つインドの伝統医学「アーユルヴェーダ」に基づいて化粧品が開発されているところが「スゴイ」のである。

アーユルヴェーダ=心身のバランスを整え、命を育む医学

インドのスーパーや薬局など、どこにでも売っているアーユルヴェーダコスメ

インドのスーパーや薬局など、どこにでも売っているアーユルヴェーダコスメ

そこで気になるのが、そもそも「アーユルヴェーダ」とは何ぞや、ということ。アーユルヴェーダは先にも紹介した通り、5,000年以上も遥か昔からインドで始まった伝統医学の一つで、

  • ギリシャ・アラビア医学(ユナニ医学)
  • 中国医学

と並んで世界三大伝統医学に数えられているという、「スゴイ」を飛び越えて「もはや恐れ多い」感たっぷりの医学。

「こころ」、「体」、「行動」、「環境」、これら全てのバランスが取れることで健康になれると説き、今回紹介するアーユルヴェーダコスメやその他のアーユルヴェーダ商品も全て、バランス(調和)の実現をサポートするために作られている。

ちなみに、

  • アーユル(アーユス)= 寿命、生命、生気
  • ヴェーダ = 知識、学

を意味する言葉で、つまりアーユルヴェーダを簡単にいうと「心身のバランスを整えて命を育む医学」ということ。

その心身のバランスを整える手段の1つとして「ハーブが効果的だよ」、としており、時代が進むにつれてハーブが化粧品やサプリメントに姿を変えて進化したという流れ。

インドの国民的アーユルヴェーダコスメ、ヒマラヤ

インドで気軽に購入できるヒマラヤ(写真は洗顔シリーズ)

インドで気軽に購入できるヒマラヤ(写真は洗顔シリーズ)

そんなアーユルヴェーダコスメを取り扱う会社がインドにはたくさんあるのだけれど、中でも特に人気(というよりも庶民的)なのが「ヒマラヤ(Himalaya)」というメーカー。人気である最大の理由は、インドの物価から考えても「超お手軽価格」ということ。日本でいうと、NIVEAの青缶的存在。

「ハーブを用いた健康促進を全ての家庭に持ち込む(to make herbal wellness a part of every home)」

ことをミッションに掲げ、1930年に創業以来「本物のハーブプロダクツをお手軽に」志向を貫き続け、今となってはインドの偉大な国民的コスメへと発展したメーカー、それがヒマラヤ。

ヒマラヤの守備範囲は驚異的な広さ

ちなみにヒマラヤはアーユルヴェーダコスメの生産だけにとどまらず、目薬などの一般医薬品やサプリメントなどの準医薬品、ベビーケア用品、そして何と人間を飛び越えて動物のヘルスケア用品まで開発・販売している。この何とも驚きの守備範囲からもうお察しの通り、メーカーとしての信頼感も抜群だ。

そんなアーユルヴェーダ製品を販売するメーカーの中でも絶対的な地位に君臨するヒマラヤが販売するアーユルヴェーダコスメ、私がインドで購入して実際に使ってみた9つのアイテムの中から、個人的におすすめな順にランキング。

ちなみに今回ヒマラヤ以外に「カーディ」というこちらも国民的なアーユルヴェーダーのコスメを空港で偶然買うことができたので、今までのヒマラヤに関する力説をぶっ飛ばして、それらも混ぜてご紹介。

第9位:リバイタライジング・ナイトクリーム

ヒマラヤ・ナイトクリーム

リバイタライジング・ナイトクリーム(50g)/Rs.235(約370円)

こちらはその名の通り、夜だけに使用するナイトクリーム。「リバイタライジング(REVITALIZING)= 活力を与える」というフレーズにときめいて購入したのだけど、悲しいかな、私はこれで近年まれにみるほどの迫力で肌荒れした。

初めて顔にクリームを塗った時、確かにちょっとピリっとしたのだけど、これは後ほど紹介する「アンチリンクル・クリーム」と同じ症状だったので特に気にせずに塗りたくっていた。すると数日後にはかゆみを伴う赤い斑点が顔中に出現し始め、斑点部分は乾燥し、皮も剥けていく始末。肌のリバイタライジングどころか、顔面カサカサ斑点ライジング祭りだった。

ということで、9位。それでもそのまま捨てるのも忍びなく、お風呂上がりのボディクリーム代わりに使ってみたのだけど、顔に起こったような異常は特に現れなかった。香りも良いので、体に塗ればいい気分でお風呂上がりを過ごせる。調子に乗って塗り続けていたら2〜3日ほどで太ももや二の腕にブツブツが出てかゆみも出てきた。ということでやっぱり私の体質には合わないと確定。でもきっと、合う人にはきっと効果があるはず。もしも少しでも肌に異常を感じたら、ボディクリームとしてのミッションを果たせるかもしれない。なので、試してみる価値は大いにアリ。

成分・効能・使い方

  • 主成分……白ユリ(White Lily)、トマト(Tomato)※鉱油、パラベンフリー
  • 効能……肌のダメージを修復するのに役立つ抗酸化物質を豊富に含む白ユリ成分が、昼間に受けたダメージの修復に働きかけ、肌のしわ取りや角質除去などのスキンケアに効果があるとされている物質AHA(ヒドロキシ酸)を含むトマトが肌を柔らかく、しなやかにする。これらの成分が肌の奥まで浸透し、夜の間に皮膚の自然な再生サイクルを促し、肌を若返らせる効果がある。
  • 使い方……夜、洗顔後の清潔な状態の顔の上に優しく広げる。継続して使用することで効果を発揮。

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