英会話:日本の「だし」について英語で説明する
この記事は、中途半端な英語(日常生活に支障のないレベル)を話す私がきちんとした英語を話すために始めたオンライン英会話レッスンの備忘録です。目指すは脱・Broken English。
日本の料理について外国人について説明するとき、欠かせないもののひとつが「だし」。でも意外とちゃんと説明するのって難しい……。
ということで今回は「だし」の説明から作り方までを英語で紹介するメモを残しておきたいと思います。
※全文は記事最後にまとめています。
この記事/ページの目次
1.日本のだしについて英語で説明する
■Dashi is a traditional Japanese seasoning which is made from bonito or/and konbu kelp.
(だしは日本の伝統的な調味料で、かつおや昆布から作られています。)
■Making Dashi in a traditional way takes time so I usually use powdered Dashi.
(だしをちゃんとした方法(正しい方法)で作るのは時間がかかるから、私はいつも粉末状のだしを使ってるよ)
【メモ】
「bonito(かつお)」、「konbu kelp(昆布)」と言っても伝わらないことが多いので、私は「bonitos are fish, it’s like tuna(かつおは魚で、マグロと似てる感じ)」、「konbu kelp is one of the seaweeds(昆布は海藻の一種) 」と付け足すことも。
2.だし汁の作り方について英語で説明する
■If you want to make Dashi in a traditional way, you need to prepare dried kelp and bonito flakes.
(もしもだしをきちんとした方法で作りたいなら、まずは乾燥昆布とかつお節を準備してね。)
■First, soak dried kelp into pot water and turn the heat on high and wait for a while.
(まず最初に、水を張った鍋の中に乾燥昆布を沈めて、鍋を強火にかけてしばらく待つ。)
■Just before the water boiled, turn the heat off and remove the dried kelp from the pot.
(鍋の水が沸騰する直前に火を止めて、乾燥昆布を鍋から取り出す。)
■Second, turn the heat on again and put bonito flakes after the water boiled and wait until the water boiled again.
(そしたらまた火をつけて、鍋の水が沸騰したらかつお節を入れて、また沸騰するまで待つ。)
■After water boiled again, turn the heat off and wait till bonito flakes sink in the bottom of the pot completely.
(かつお節を入れて再度お湯が沸騰したら火を止め、かつお節が鍋の底に完ぺきに沈むまで待つ。)
■And then, strain the soup stock with colander or kitchen paper so that it will take just soup from the pot.
(かつお節が沈んだ後は、ざるとかキッチンペーパーを使ってできあがっただし汁をこす。鍋から汁だけを取り出すんだよ。)
■See? It takes ages to make Dashi!
(ね?超時間かかるでしょ?)
■Dose it make sense that I usually use powdered Dashi?
(だから粉末状のだしを使うっていうのも納得でしょ?)
※実際はかつお節さえあればちゃちゃっと作れてしまったりしますが、今回はちょっとオーバーに「It takes ages(超時間かかる)」と説明しています。
3.だしは日本の料理に欠かせないと英語で説明する
■It’s really common to use Dashi for many Japanese cuisines like miso soup, rolled omelette, fried vegetables, takoyaki, stewed dishes and so on.
(和食を作るときには、本当にしょっちゅうだしを使うんだよ。例えばお味噌汁、だし巻き卵、野菜炒め、たこ焼き、煮物とかとか。)
■If I don’t have Dashi, it’s really difficult to make real Japanese cuisines.
(もしだしがなかったら、ちゃんとした和食を作るのは結構難しいよね。)
【メモ】
「cuisine(料理)」は、その国や地域ならではの料理を指す時に使う単語。和食は日本ならではの料理なので、このケースでは「Japanese cuisines」で説明。「food(料理)」よりももっと具体的。
4.相手の国に独自の調味料があるか英語で尋ねる
■Do you have any particular seasoning in your country?
(あなたの国には何かオリジナルな調味料ってあるの?)
【コラム】フィリピンでは「味の素」を良く使う?
ちなみにこの質問をオンライン英会話レッスンの先生(男性/フィリピン在住)に投げてみたところ「うーん……」と数秒うなった後に「味の素があるよ!」という答えが返ってきました(味の素が日本の調味料であることは知っている上で)。
今回の先生は、料理はあまりしないそうです。とはいえチャーミング!
まとめ:日本の調味料「だし」を英語で説明・全文
Dashi is a traditional Japanese seasoning which is made from bonito or konbu kelp.
(だしは日本の伝統的な調味料で、かつおやこんぶから作られています。)
Making Dashi in a traditional way takes time so I usually use powdered Dashi.
(だしをちゃんとした方法(正しい方法)で作るのは時間がかかるから、私はいつも粉末状のだしを使ってるよ)
If you want to make Dashi in a traditional way, you need to prepare dried kelp and bonito flakes.
(もしもだしをきちんとした方法で作りたいなら、まずは乾燥昆布とかつお節を準備してね。)
First, soak dried kelp into pot water and turn the heat on high and wait for a while.
(まず最初に、水を張った鍋の中に乾燥こんぶを沈めて、鍋を強火にかけてしばらく待つ。)
Just before the water boiled, turn the heat off and remove the dried kelp from the pot.
(鍋の水が沸騰する直前に火を止めて、乾燥こんぶを鍋から取り出す。)
Second, turn the heat on again and put bonito flakes after the water boiled and wait until the water boiled again.
(そしたらまた火をつけて、鍋の水が沸騰したらかつお節を入れて、また沸騰するまで待つ。)
After water boiled again, turn the heat off and wait till bonito flakes sink in the bottom of the pot completely.
(かつお節を入れて再度お湯が沸騰したら火を止め、かつお節が鍋の底に完ぺきに沈むまで待つ。)
And then, strain the soup stock with colander or kitchen paper so that it will take just soup from the pot.
(かつお節が沈んだ後は、ざるとかキッチンペーパーを使ってできあがっただし汁をこす。鍋から汁だけを取り出すんだよ。)
See? It takes ages to make Dashi!
(ね?超時間かかるでしょ?)
Dose it make sense that I usually use powdered Dashi?
(だから粉末状のだしを使うっていうのも納得でしょ?)
Do you have any particular seasoning in your country?
(あなたの国には何かオリジナルな調味料ってあるの?)
食べ物に関する話題は、世界共通で多くの人が関心を抱くテーマ!
私もイタリア料理、トルコ料理、スペイン料理などなど、色んな国の人たちからその国ならではの食材や料理の話を聞くのが大好き:)
食に興味のある「Foodie」な人たちなら、日本ならではの調味料「だし」についても、きっと興味を持ってくれるはず。そんな時に「だし」をきちんと説明できて理解してもらえると、日本をもっと身近に感じてもえらえる気がして嬉しいですよね。
ちなみに「Dashi」と言っても通じるという記事も結構見ますが、個人的な感覚としては「Dashi」だけでは全然通じない…。ということで「Dashi」ワードの普及も勝手に目標にしながら、チャンスがあれば日本の調味料「だし」についてどんどん紹介していきたいと思います。
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