イギリスから日本への手紙の郵送は「ロイヤルメール(Royal Mail)」が安心、確実
イギリスに発つ直前にローマで携帯を紛失した事件により、イギリスの国際郵便サービスを利用することになりました。理由は保険会社に携帯代金の補償請求をするために必要なポリスレターの原本を送るため。
▼今回イギリスの国際郵便サービスを利用して送る必要があったポリスレター
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イギリス(むしろヨーロッパ)の郵便サービスを信じない派だった私
大事な書類をイギリスから国際郵送する必要があった際、私が一番に思ったことは「無事に届くのだろうか…」ということ。
なぜなら私はイギリス(むしろヨーロッパ)の郵便サービスに対して不信感たっぷり。それはローマにいた時、11月頃にローマから出した年賀状が2月に届いたという話を聞いたことがあったから。
2月になると「そういえば最近新年っていうのあったね」なレベルだよね。例えニューイヤーズカードの配送が世界中で大量に発生する繁忙期であったとしても、配送までに4カ月って!
加えて私が日本にいた頃にイギリスに住む友人に手紙を書いた際、3〜4週間経って出したことすら忘れた頃にイギリスに届いたという経験を一度ならず3〜4回はしていたから。
でも今回イギリスから郵送するのは、保険の補償を受けるための大事な大事なポリスレター(原本!)
何としてでもイギリスから日本へ無事に届けたい。保険会社の人に言われた「国際郵送トラブルでポリスレターを紛失してしまった場合には、補償できない場合があります」という言葉が頭をよぎる……。
ということで、慎重にことを進めるべくイギリスの郵便サービスについて調べてみました。
意外にも(とても失礼ですみません)素敵なイギリス郵便サービスのホームページ
「Post office uk」で検索するとトップに出てきたイギリスの郵便サービスのホームページ。何だか今風のデザインで素敵!
メインメニュー(HP上部に横断している赤いメニュー)から「Products & Services」をクリックしてみると、以下のようなメニューが。
さらに「Letters and Parcels」というメニューをクリックすると出てくるのがこんなページ。ここに「Sending Abroad」というイギリスの国際郵便サービスの項目を見つける。
その下に表示されているのが「Standard(基本)」、「Confirmed(確実性が高い)」、「Guaranteed(保証付)」、「Economy(エコノミー)」が続くので全て確認してみたところ、イギリスから海外へ手紙や小さな小包(2kg程度まで)を送る場合には「Standard」か「Confirmed」の郵便サービスでOK。
もしもプレゼントや高額のものを送る場合には高い補償サービスがついている「Guaranteed」を、衣類などを詰めた大きな荷物を安く送りたい場合には「Economy」の郵便サービスを利用するのがおすすめ。
イギリスから手紙を送る際の「Standard」と「Confirmed」の違いは?
【イギリス郵便:Standardの特徴】
- 安い(最低価格£1.17/10gから)
- 日本に届けるまで大体5〜7営業日程度
- 紛失やダメージを受けた際には£20の補償が受けられる
- 郵便状況の確認はできない
【イギリス郵便:Confirmed郵便の特徴】
- スタンダードに比べるとちょっとだけ高い(最低価格£6.00/10gから)
- 日本に届けるまで大体5〜7営業日程度
- 紛失やダメージを受けた際には£50の補償が付き、さらにオプションを付ければ£250までの補償が可能
- 郵便状況の追跡ができる
両サービスとも、日本への配送期間は5〜7営業日程度と変わらない。けれど一番の違いは、Confirmedの郵便には「追跡機能」が付いていること。日本で言うとレターパックを使って送るイメージ。
スタンダード郵便より£5(約700円)くらい高くなるけれど、イギリスから海と大陸を超え、はるか彼方の日本へと無事に届けるための「安心」を買えるとしたら、大きな金額ではないはず。
イギリスから大事な手紙や書類を確実に送りたい場合は、迷わずConfirmed郵便サービスの利用を。
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