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ベネチア カナルグランデ大運河

【旅フォト04】イタリア・ベネチア/水の都の観光地&グルメ

アドリア海のラグーンに浮かぶ、水の都・ベネチア。運河が街中に張り巡らされていて、どこを歩いてもロマンチックが止まらない世界の中でも特別な場所。今回の旅フォトは、そんなロマンチック感高まるベネチアの定番観光スポットやおすすめグルメ、ベネチアの街で出会った景色をご紹介。

ベネチアはここにある

ベネチアは、イタリア北東部にあるベネト州の州都。アドリア海のラグーンに浮かぶ、100を超える小さな島々から成り立っている。イタリアにある数多くの観光名所の中でも屈指の人気を誇る街で、「世界中で最も美しい都」と称されたことも。また、例年2月末から3月初めまでの2週間にかけて行われる「ベネチア・カーニバル」のイベントでも有名。

ベネチアの風景一覧

観光スポット1:リアルト橋

ベネチア リアルト橋
この後紹介するベネチアの大運河、カナル・グランデにかかる最古の橋がこのリアルト橋。ということでベネチアらしいフォトスポットとしても人気。ベネチアに着いたら比較的すぐ目に入ってくる橋なので、ここで一気にベネチアに来た感が高まる。ちなみに、かの有名なイタリアを代表する芸術家・ミケランジェロが橋の設計の一般公募に応募したということでも有名(結局採用されなかったけど)。

リアルト橋の上には露店が並んでいるほか、橋周辺もお土産店を中心としたショッピング街となっている。ベネチアでのお土産探しを楽しむなら、このリアルト橋から後で紹介するサン・マルコ広場にかけて通っている1本道がおすすめ。

観光スポット2:カナルグランデ大運河

ベネチア カナルグランデ大運河
ベネチアの象徴とも言えるのが、このカナル・グランデ大運河。ちなみにイタリア語でカナルは「運河」、グランデは「大きい」を意味する言葉。全長は3,800メートルにも渡り、ベネチアの街をS字に二分するように流れている。


車の通行が禁止されているベネチアのメインストリートのような運河で、水上バス(ヴァポレット)やゴンドラが絶えず行き交う様子は、ここベネチアならではの風景。

観光スポット3:サン・マルコ広場

ベネチア サンマルコ広場
「世界で最も美しい広場」と言われているのがこちらの「サン・マルコ広場」。ベネチアの中心にあって、同じく人気観光地である「サン・マルコ寺院」「時計塔」「ドゥカーレ宮殿」「コッレール博物館」などもこの広場に集結している、ベネチア観光のハイライトの一つともいえる場所。


広場の周辺にはお土産屋さんやカフェもあり、観光客で賑わう広場を目にしながら一息つくにもおすすめ。ドイツの文豪ゲーテも訪れたことがあるという「Cafe Florian(カフェ・フローリアン)」や、ドイツの作曲家ワーグナーが足を運んだという「Cafe LAVENA(カフェ・ラヴェナ)」なども現存しているので、芸術家たちが過ごした時間に思いを馳せながらお茶なんてのも小粋。

またこのサン・マルコ広場は例年2月下旬のカーニバルの時期になるとステージが設置されて、仮装コンテストが開催される場所でも。シーズン中には豪華な仮装者がうじゃうじゃいるので、こちらも見どころ。

観光スポット4:サン・マルコ寺院

ベネチア サン・マルコ寺院(Basilica San Marco)
ベネチア観光のハイライトの一つでもあり、世界遺産にも登録されているのがこちらの「サン・マルコ寺院」。名前の通り、聖マルコの遺体を祀るため、西暦828年に建設されたもの。ロマネスク、ゴシック、ルネッサンス様式と様々な建築スタイルが混ざっているのが特徴。外観に施されているモザイク装飾もとっても豪華だけれども、内部もまた豪華。中での写真撮影は禁止なので、内部の様子は足を運んだ際のお楽しみに。


そして神聖な場所となっているので、肩や足などが露出している真夏の服装をしている場合には、これらの露出部分をストールなどで覆う必要あり。入り口で1ユーロ(約120円)程度でケープなるものも販売されているので、手持ちがない場合はこちらを購入。大きなハンドバックなどを持ち込むこともできないので、カバンが大きい場合には近くにあるロッカーに預ける必要あり。

観光スポット5:鐘楼

ベネチア 鐘楼(Campanile di San Marco)
べネチアで数少ないのっぽな観光地が、こちらもサン・マルコ広場にある「鐘楼」。サン・マルコ寺院の鐘楼で、欧米では教会とほぼセットである建物。 高さは98.6mもあるこの鐘楼は登ることができ、ベネチアの街並みを高い場所から見下ろせる数少ない場所の一つ。ちなみにイタリアの鐘楼は階段で登ることが一般的だけど、この鐘楼はエレベーター付きで楽々登る事ができるのも嬉しいポイント。

観光スポット6:ため息の橋

ベネチア・ため息の橋
夕暮れ時、この橋の下でキスをした恋人たちは永遠に結ばれる」と言われている、何ともロマンティックなスポット「ため息の橋」。水上ゴンドラに乗ってベネチアの街を散策する際に必ず通る名スポットとなっているので、カップルならば、夕方にゴンドラに乗ってみてはどうかしら。

そしてこんなロマンティックな言い伝えとは裏腹なのが、この橋が「ため息の橋」と呼ばれている理由。この橋はもともと、ドゥカーレ宮殿と牢獄をつなぐ橋として建てられたもの。宮殿から牢獄へ渡ることを命じられた囚人たちの多くが、ここで「嘆きのため息」をついたとされていることから、ため息の橋と命名されたそう。それが事実かどうかは定かではないけれど、悲しみの橋がなんでいきなりカップルの未来を応援する橋になったのか、謎で興味深い。

ベネチアグルメ01:シーフードパスタ・ニョッキ

ベネチア グルメ
イタリアで欠かせないグルメの一つとい言えば、そう、パスタ!地方によってそれぞれ「お得意」パスタがあるイタリアだけど、ベネチアのパスタと言えばシーフード。そしてイカ墨パスタも欠かせない。


そしてさらに忘れてはいけないのが、ベネチアと言えばな「ニョッキ(Gnocchi:団子状パスタ)」。ベネチアのニョッキはモチモチでとにかく格別。ベネチアに行ったら、定番だけど絶対味わいたいグルメ!

ベネチアグルメ02:ティラミス

ベネチア ティラミス
イタリア発祥の大人気スイーツの一つ、ティラミス。イタリア語では「ティラ・ミ・スゥ〜!」と「スゥ〜!」に力を入れて発音するのが個人的にお気に入り。実はベネチアがあるベネト州は、このティラミス発祥の地とも言われている場所。ということで、本場のティラミスを味わえるというわけ。

ちなみに「tira=引っ張って」「mi=私」「su=上へ」→「私を上へ引っ張って!(私の気分をアゲて!)」という意味を持つスイーツで、かつてのイタリアでは女性から男性へとセクシーなメッセージ(夜のお誘い)を込めて送ったとされるスイーツだったことでも有名。現代でもそんなセクシー心理ゲームが交差していのるかは知らないけれど、とりあえず本場ティラミスは美味しいので、ぜひご賞味を。

ベネチアグルメ03:IL DOGEのジェラート

ベネチア ジェラート
ベネチアで泊まったAirbnbの大家さん(ベネチア出身の地元っ子)から教えてもらった極上ジェラートショップが、この「IL DOGE」。中心地からはちょっと離れた場所にあるけれど、散策がてら足を運んでみる価値大あり。


アーティフィシャルすぎる色が濃い見かけだけの(失礼)ジェラートではなく、素材にこだわった美味っし〜いジェラートが食べられる。特に日差しが眩しい季節に訪れるなら、このジェラートでクールダウンするのもおすすめ。

ベネチアの風景01:水上ゴンドラ

ベネチア観光 ゴンドラ
ベネチアといえばな、水上ゴンドラ。ボーダーTシャツを着た船員さんも多く、雰囲気を盛り上げている。

ベネチアの風景02・路地裏

ベネチア観光
ちょっと路地裏に入ると、駐車場ならぬ駐船場があちこちに。ベネチアに住む人たちに欠かせない交通手段は、自家用ボート。

ベネチアの風景03・お土産


イタリア土産の定番パスタやリゾットが細長い袋に入れて販売されていたもの。カラフルで目を楽しませてくれる。

ベネチアの風景04・街中

ベネチア リアルト橋
リアルト橋の内側。ショッピング通りになっていて、たくさんの人が行き交う賑やかな通り。

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