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モンテネグロ・コトルの必見観光スポット8選:宝石箱のような街並みと城塞からの絶景

観光1:全長4.5kmあるコトルの城壁

山の頂上まで続くコトルの城壁

山の頂上まで続く城壁

コトル観光のハイライトと言えるのがこの城壁散策。頂上にある「聖ヨハン(又は聖ジョバンニ)の要塞」までの道のりは、片道約45分~1時間。道中はほとんど階段で歩きやすく整備されているけれども、これが結構ハードな道のり。

山の頂上まで続くコトルの城壁

ジグザグ坂道の階段をのぼっていく

歩くの大好きで、1日30km近くは軽く歩けるトレッキング慣れしている私でも、登りは途中で何度か休憩を挟まないときつかったです(登り道ではなく、ほぼ階段だったからかな?)

それでも、登って絶対に損はしない絶景が待っている

山の頂上にある聖ヨハネの砦から見えるコトルの旧市街とコトル湾

山の頂上にある聖ヨハン(又は聖ジョバンニ)の要塞から見えるコトルの旧市街とコトル湾

それでも頑張って登った先には、コトル湾を一望できる絶景が待っている。風のない日のコトル湾は、まるで絵をみているのかと思うくらいに静かで、壮大で、時を忘れて眺め続けてしまうほど。

山の頂上にある聖ヨハネ城跡から見えるコトルの旧市街とコトル湾

少しコトル旧市街に近寄って見てもまた絶景

コトルを訪れた際には、絶対に欠かせない観光スポット!

コトルの城壁に関する詳細は、別の記事にて詳しく紹介しています:)

観光2:コトル一有名な教会聖トリンプ大聖堂

聖トリンプ教会

教会の正面。塔以外は建設当時のまま

コトルの旧市街で最も有名な教会が、コトルの守護聖人の名前がついた「聖トリンプ大聖堂」。1,166年建築の、ローマ・カトリック教会。

建物はロマネスク様式で、過去の震災などで破損してしまった塔以外は、1,166に建てられた姿のまま。
中の様子はこんな感じでエレガント。

聖トリンプ大聖堂の内部の様子

聖トリンプ大聖堂の内部の様子

教会内には2つの側廊(左右の廊下)があるので、バシリカ式のデザインとも言われている。中央の祭壇部分には、ロマネスク・ゴシック様式で造られた石造りの天蓋。

コトルの守護聖人・聖トリンプ

コトルの街を抱えた守護聖人トリンプ

コトルの街を抱えた守護聖人トリンプ

聖トリンプ大聖堂の入り口上部に飾られている、キラキラまぶしい黄金の銅像のこのお方が、コトルの守護聖人・聖トリンプさん。コトルの街の形をした模型を抱えている姿が特徴的。

キリスト教の守護聖人に関しては、コトルから約2時間半の場所に位置する大人気観光都市、クロアチア・ドブロブニクを紹介する記事にて説明しています。

【コトルにある教会の豆知識】

聖トリンプ教会内部の様子

聖トリンプ教会内部の様子2

その昔、コトルの海の向こう側ではローマ・カトリック教会が、背後にある山の向こう側では東方正教会が主な信仰の対象となっていた。その2つの宗派のちょうど境目にあるのが、コトルの街。

ということでコトルには、ローマ・カトリック教会、東方正教会と異なる宗派の教会が昔から共存している。その他、ボスニアやアルバニアをルーツに持つ住民も多く住んているので、コトルにはイスラム教徒も多く住んでいる。

観光3:コトルのシンボル、時計塔

武器の広場に建つ時計塔

武器の広場に建つ時計塔

コトルの正面ゲートをくぐって最初に目にする大きな建物で、コトルのシンボルとも言われているのが、1,602年に建てられたこの時計塔。今でも現役で、刻々と時を刻み続けている。

時計塔の正面には「恥の柱」

コトル武器の広場、恥の柱

画像荒くてごめんなさい

そしてこの時計塔の前にあるピラミッドの形をした柱は「恥の柱」と呼ばれるもの。

かつてこの時計塔前の広場は公開処刑場としても使用されていた場所で、罪を犯した人をこの柱に吊るし、市民の晒し者にする罰を与えていたそう。

今ではそんな柱の横に椅子が設けられ、ちょっとした記念撮影スポットになっている。

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