ローマの深夜バスを初体験。待ち受けていたのはホームレスの乗り合いバス

むむ、ホームレスが…いっぱい…!

結論から言うと、深夜バスはそこまで危険ではないと思う。でも私のように女1人で乗っている乗客は他にいなかったから、やっぱり普通ではないはず。

そして何よりホームレスらしき人たちがいっぱい乗ってくる。何でホームレスか分かるかと言うと、荷物がやたらに多いから。パンパンの紙袋を3〜4個持っている。匂いも正直きつい。

ローマのバスに乗るには一応チケットを購入する必要があるのだけれど、毎回そのチケットをチェックされる訳ではなく、性善説的なノリで利用されている。でもタダ乗りしている人、めちゃくちゃ多いと思うんだけど…。

特に深夜はチェックされることがほとんどないということもあって、ホームレスでも楽々乗ることができちゃうというものすごいシステムだ。

そんな訳で深夜1時前にも関わらずバスの中は満席。私の隣にも、ちょっときれい目なホームレスが座った。内心ドキドキしていたので写真なんてもちろん撮る余裕はなかったけれど、バスを利用していたホームレス達は想像以上にお行儀がよかった。

※後日追記※
深夜バスは、レストランで働く人なんかが良く利用する交通機関でもあるとのこと。なので私が見たすべての人がホームレスとは限らないと思います。

でもやっぱりオススメはできないかも…?

今回は何ともなく無事に家まで帰ることができたものの、やっぱり女性1人で深夜バスを日常使いするのは避けたいところ。

平和そうな雰囲気はあるものの、昼間とは全然違って異様な雰囲気だった。乗客もイタリア人ではなく東欧やアフリカ系の人が多い。そして99%男性。

私が単純にビビりなだけかもしれないけれど、タクシーを呼んだり、電車のある時間で切り上げて帰るようにした方が賢明だと思う。

何なら私は、逆にホームレス達を驚かせた感すらある。「こんな時間に、アジアの女が1人でバス乗ってるぞ」的な視線をものすごく感じた。

ローマの街中で、人通りの少ない夜道を1人で歩くのが危険な通り、やっぱり夜中に女1人で出歩くのは、あんまりおすすめできない。

終電逃したら、泊まる! それが一番の安全策に間違いない。

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