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【クロアチア】ザグレブ観光でしたいこと10選・ユニーク体験のオンパレード!

この記事/ページの目次

ザグレブ観光6:失恋博物館で愛の複雑さを噛み締める

ザグレブ失恋博物館

敗れたハートをイメージしたかのようなデザインの看板

ザグレブにある美術館や博物館の中で最も有名かもしれないのが、この失恋博物館。

恋人同士や家族などの「終わった愛・失った愛」の遺品が展示されているという何ともユニークな博物館で、それぞれの展示物は愛が終わるまでのストーリーや持ち主の思い出付きで紹介されている。

世界中から集められた、様々なカタチの「終わった愛」

ザグレブ失恋博物館

ダメな男といるよりも、一人の方がよっぽどいいと書かれたタイル

展示物の中には「当時好きだった人が食べていたオリーブから出たオリーブの種」という何だこれと思うものから、「内戦から逃げていた途中で一目惚れした女の子に宛てて書いたけど渡せなかったラブレター」という切ないもので実に様々。

ザグレブ失恋博物館

先のタイルにまつわるエピソード

日本語ガイドブックもあるので、1つ1つの展示物の背景にある終わった愛の物語をじっくり堪能することができること間違い無し。

人の不幸は蜜の味?大人気で入場制限がかかることも

ザグレブ失恋博物館

40歳の男性から寄付されたおもちゃのベダルカー

それにしてもこの失恋博物館、館内は観覧客でいっぱい。みんな、人の終わった愛の話に興味深々(もちろん私もなんだけど)。

あまりに人気すぎで、観覧客が多すぎる場合には入場制限がかかることも。実際に私が訪れた際にも、チケットを購入してから1時間後の入場と言われました。

失恋博物館を訪れる際には時間に余裕を持っていくのがおすすめです。

【プラスα】終わった愛の品は誰でも寄付できる

この失恋博物館に展示されている品々は、全て一般人からの寄付によるもの。その多くが、持ち続けることには耐えられず、かといって捨てることもできない……というものだった。

もしもあなたがそんなアイテムを持っていれば、失恋博物館に寄付することでモヤモヤした気持ちを消化するというのも、一つの手かも?:)

■営業時間:
9:00~22:30(6月1日~9月30日)
9:00~21:00(10月1日~5月31日)

■休館日:
11月1日、12月25日、1月1日、イースター

■入場料:
大人30kn(約540円)

ザグレブ観光7:拷問博物館で人間の恐ろしさに触れる

ザグレブ拷問美術館

受付につながる通路に描かれていた拷問の絵

ザグレブにあるもう一つのユニークな美術館がこの拷問博物館。ここでは、様々な拷問方法が拷問に使用するアイテムと共に展示されている。

ザグレブ拷問博物館

鋲がびっしりと敷き詰められた拷問イス

よくもこんなにも恐ろしい方法を考え付くな……と思うほど、この拷問博物館の拷問展示には驚かされる。と同時に、あまりの卑劣さに胸が苦しくなることも。

ザグレブ拷問美術館

拷問博物館は少し分かりづらい場所にあるので注意深く看板を探して

日本ではなかなか見る機会のないものだらけなので、ちょっと変わった体験がしたい、怖いもの見たさがある……という場合には、経験の一つとして立ち寄ってみてください。

ザグレブ観光8:トカルチチェヴァ通りのカフェでザグレブ市民気分

観光客で賑わうトカルチチェヴァ通り

観光客で賑わうトカルチチェヴァ通り

さて気を取り直して! 拷問美術館の近くにあるのが、カフェやお土産屋さんなどがズラリと並ぶトカルチチェヴァ通り。ここはお茶をしたり、ご飯を食べたりするのにぴったりな場所。

観光客で賑わうトカルチチェヴァ通り

カフェでは道に面してカップル座りが基本

カフェタイムが大好きなザグレブ市民の気持ちになって、歩き回って少し疲れた足を休めるのにおすすめ。

通り全体が多くの人で賑わっているので、歩いているだけでも楽しい。

ザグレブ観光9:クロアチアで最も高い建物・聖マリア被昇天大聖堂

夕日に照らされた聖マリア被昇天大聖堂

夕日に照らされた聖マリア被昇天大聖堂

ザグレブ観光中の至るところから見えるカトリック教会の聖マリア被昇天大聖堂は、クロアチアの中でも最も有名な建物の一つ。

左右にある2つの塔は105メートルで、その高さはクロアチア一! 建設が始まったのは1094年で、その後破壊されたり火災に遭ったりしながら、現在の形に修復されている。

イェラチェッチ広場と青空マーケットのすぐ横にあるので、その堂々とした佇まいを拝みに足を運んでみてください:)

ザグレブ観光10:ザグレブで必食のB級グルメ「チェバピ」

クロアチアのB級グルメチェバピ

クロアチアのB級グルメチェバピ

最後に紹介するのは、クロアチアのB級グルメ「チェバピ」。クロアチアに限らず、お隣の国のボスニア・ヘルツェゴヴィナやセルビアなど、旧ユーゴスラビア地域で親しまれているのがこのチェバピ。

ソーセージのようなお肉をパンに挟んで食べる、というシンプルながらも、お肉そのものがジューシーで味が濃くて美味しい!

ボリュームも満点なので、これ一つだけでお腹もいっぱいに。価格も20kn(約360円)前後で、食事1回分としては経済的。ザグレブの庶民の味を知るにはまずはチェバピから!

おまけ:フォトスポットがいっぱいのザグレブ観光

ザグレブの絶景スポット

聖マルコ広場から少し歩いたところにあるプチ絶景スポット

今回紹介したスポットを歩き回っている間に、ストリートアートや意外な絶景スポットの発見も楽しめたザグレブ観光。

サグレブストリートアート

ダンディなクロアチアのおじさんがいたり

ザグレブ・ガーデン

この日ウエディング撮影も行われいたきれいなガーデンがあったり

サグレブストリートアート

立体のおじさんがいたり

サグレブストリートアート

おじさんとザグレブデート気分を味わったり

ストリートアートがあるのは他の国とさほど変わらないけれど、歩きながら偶然見つける素敵な出会いも、一緒に楽しんでください:)

面白体験が詰まったザグレブ観光

ザグレブの街を観光する時間が1日しかない、という場合には、今回紹介したスポットを回ると一通りザグレブの見所は抑えることができる(はず!)。

ザグレブの観光は、とにかくユニーク。面白体験をしたいなら、ぜひザグレブへ!

追伸:今回紹介したスポット以外にも、ザグレブの街には素敵な公園や緑がいっぱいあります。ヘンテコ体験だけでなく、自然も十分に楽しめるザグレブです:)

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