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【クロアチア】ザグレブ観光でしたいこと10選・ユニーク体験のオンパレード!

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ザグレブ観光3:聖マルコ教会のタイル屋根を見て「かわいー!」と言う

ザグレブ聖マルコ教会

ザグレブ観光定番の聖マルコ教会

世界一短いケーブルカーの「上り」を利用した後にすぐ見えてくるのが、ザグレブのシンボルとも言える聖マルコ教会。

タイルで彩られた屋根が有名で、ただその可愛いらしいデザインを見るためだけに多くの人が訪れる。

屋根に描かれているのはクロアチアとダルマチア地方の国旗

聖マルコ教会のタイルの屋根

聖マルコ教会のタイルの屋根

その可愛らしさからザグレブのメイン写真撮影スポットの一つともなっている聖マルコ教会。屋根に描かれているのは向かって右がザグレブの紋章、左がクロアチア・スラヴォニア・ダルマチア王国の紋章となっている。

【プラスα1】聖マルコ教会のうんちく

ザグレブ聖マルコ教会

屋根の下にある入口上の装飾

聖マルコ教会は、13世紀にローマ風のロマネスク様式で建てられたカトリック教会。その後14世紀には礼拝堂とアーチがゴシック様式で建設。

19世紀末になるとネオ・ゴシック式に改築され、その時に現在のタイルの屋根がデザインされたという、意外とさまざまな進化を遂げてきた聖マルコ教会。

【プラスα2】教会の正面、実は左側の壁

ザグレブ聖マルコ教会

向かって左側の壁にこっそりある正面入り口

この聖マルコ教会の正面入り口、実は向かって左側に位置している。そしてこれがものすごく控えめで、意識しないと素通りしてしまうほど。

よく目にするあのタイルの屋根の写真は、実は教会の横サイドだったのか……と思うとちょっとだけ驚き。

そしてこの聖マルコ教会、夏の観光ハイシーズン中は、目の前の聖マルコ広場で定期的に演奏会が開催されているそう。私が訪れたときには見ることができず、残念。運が良ければ、可愛い教会を背景に演奏会を見学することができるかも!

さらには、このタイルは想像以上にぴっかぴか! その煌めきを体感できるのは訪れた人ならではの特権。ぜひ、タイルの輝きをその目に納めてくださいね。

ザグレブ観光4:石の門でザグレブの歴史に思いを馳せる

ザグレブ石の門

石の門を外から見た様子

聖マルコ教会から歩いて3分ほどの距離にあるのが石の門。ここは小さいながらも礼拝堂があり、現在も多くのザグレブ市民が日々の祈りを捧げに訪れる神聖な場所。

石の門に祀られているのは奇跡の聖母マリア像

ザグレブ石の門

閉じた門の横に祀られているのが聖母マリア像

石の門の中にある礼拝堂に祀られているのは、ザグレブの守護神である聖母マリア像。この像は1731年に起こったザグレブ大火で無傷のまま見つかったとされる奇跡の像だそう。

中世の時代には、多くの市民が安全を祈願した石の門

ザグレブ石の門

石の門の中にある祈りを捧げるスペース

そしてこの石の門の存在が確認されているのは、中世の時代から(現在の門は18世紀に造られたもの)。中世時代のザグレブは石の壁で囲まれており、市民たちはその高い壁に守られながら生活を送っていたそう。

それでも生活のための農作業などを行う際には、壁の外にある農地に出ていかなければならず、その度にこの石の門で「今日も1日無事でいられますように」と願いを捧げて出かけ、無事に戻ってきた際には「今日も守ってくださりありがとうございました」と感謝の祈りを捧げていたそう。

ザグレブ石の門

石の門へ寄付を行った人たちの名前が刻まれたブロックも飾られている

当時の壁の外は山賊がいるような危険な場所で、この石の門を超えて出かけることはまさに命がけ。そんな命がけで出かける市民たちの心の拠り所にもなっていたのがこの石の門なのだとか。

ザグレブ石の門

石の門のもう一つの出入り口。

壁で囲まれていた当時の街の入り口は全部で4つあったそうなのだけど、唯一現存しているのがこの石の門。地元の人からはとても神聖な場所として利用されているので、その思いを尊敬しながら静かに観光を。

ちなみに写真の門右側に置かれている像は、18世紀に書かれた小説のヒロインで「ドラ」という名前の女性。この石の門の隣に父親と一緒に住んでいたという設定だったそうです:)

ザグレブ観光5:錯覚美術館でイリュージョンを体験

ザグレブ錯覚美術館

円がぐるぐる回ってるように見えるでしょ?:)

ザグレブはなぜか、ユニークなテーマの美術館や博物館がいっぱい。そんな中でも特に有名なものの1つが錯覚美術館。日本でもよくトリック・アート展が開催されていると思うけど、イメージはそのまんま。

ザグレブでまさかのトリック・アート写真を楽しむ

ザグレブ錯覚美術館

自分の顔だらけワールド

錯覚美術館の館内には「錯覚(イリュージョン)」をテーマにしたアート作品が展示されていて、作品によっては写真を撮影して楽しめるものも。

ザグレブ錯覚美術館

あれ、小さくなっちゃった。私と友人はっちゃんによる共同トリック。私の草履コーデは悪しからず……

まさかザグレブでトリック写真を撮るなんて…と思うかもしれないけれど、とりあえず童心に戻ってそのトリッキーな世界を楽しむべし!

■営業時間:
9:00~22:00(月曜~日曜)
9:00~18:00(大晦日)
13:00~22:00(元旦)

■休館日:
12月25日、イースター

■入場料金:
大人40kn(約720円)
5歳~15歳の小人25kn(約450円)

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